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話題のノビレチンの効果や副作用を解説!
ノビレチンとは?
ノビレチンは柑橘系植物に含まれるフラボノイドの一種です。柑橘系の中でもノビレチンが飛び抜けて多く含まれるのが「シークワーサー」。
100グラムあたりのノビレチン含有量を比べてみても、カボスは89mg、ポンカンは127mgに対してシークワーサーは267mgも含まれています。
日本一長寿な村と言われるのが沖縄の大宜味村。
そんな大宜味村の長寿の秘密についての研究が進み、その結果この村特産のシークワーサーに含まれるノビレチンが様々な健康効果を持っていることが分かり注目を集めています。
ノビレチンの健康効果
血糖値の上昇を抑える
ノビレチンには、血糖値の上昇を抑える効果があります。
ノビレチンには脂肪細胞が分泌するアディポネクチンの分泌を促す働きがあります。アディポネクチンはインスリン感受性を高めてインスリンの分泌を抑える働きがあるため、糖尿病の予防効果が期待できます。
アレルギーを抑制
ノビレチンにはアレルギーを抑制する効果があります。アレルギーとは、体の免疫機能のバランスが崩れてしまうことで、体が特定の物質に過剰に反応してしまっている状態をいいます。
アルレギー反応は体内のヒスタミンなどの化学物質が放出されることで起こります。ノビレチンは、この化学物質の放出を抑制する働きがあるためアレルギーを抑制する効果があります。
アルツハイマー型認知症を予防
ノビレチンには、アルツハイマー型認知症を予防する効果があります。
アルツハイマー型認知症は、認知症の中でも最も多い病気です。
認知症の発症は、脳内の神経細胞が急激に減り、脳が委縮してしまうことで、認知障害や知能低下などが起こるといわれています。
アルツハイマー型認知症の代表的な特徴としてアミロイド斑があります。アミロイド斑は脳内にアミロイドβが過剰に蓄積することで生じます。
ノビレチンは、このアミロイドβを減少させるとともにその沈着も減少させます。
さらに、ノビレチンには神経細胞の伸展作用に重要な役割を持つシグナル細胞情報伝達分子を活性化させる働きもあることから、アルツハイマー型認知症を予防する効果があるといえます。
メタボリックシンドロームを予防
ノビレチンにはメタボリックシンドロームを予防する効果があります。
ノビレチンは、脂肪細胞の分化や脂肪細胞中の脂肪分解を促す働きがあります。また、血糖値の上昇を抑える効果や血圧の上昇を抑える働きもあることからメタボリックシンドロームの予防に効果的だと考えられます。
発ガン抑制効果
ノビレチンには発がん抑制作用があることが明らかになっています。
実際の研究において、ノビレチンには癌の成長を抑える効果が確認されており、マウスの皮膚やラットの大腸での実験に成功しています。
そのため人体でも同様に発ガン抑制効果が期待できると言われています。
ノビレチンの副作用
健康効果の期待できるノビレチンですが、摂りすぎによる副作用は報告されていません。
しかしノビレチンによる直接的な副作用ではなく、シークワーサーを食べ過ぎると下記の不調があらわれる可能性が。
- 胃腸が荒れる
- お腹が緩くなる
シークワーサーにはノビレチン以外にも「クエン酸」が含まれていて、クエン酸の過剰摂取は胃腸が荒れる可能性があります。
またシークワーサーにはクエン酸以外にもヘスペリジンという成分が含まれていて、血流が良くなる効果もありますが、過剰摂取するとお腹が緩くなる可能性もあります。
シークワーサーをそのまま食べる場合には、1日2個程度に抑えておくと安心です。