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冬の脱水で体に不調が!?症状やリスクを知って予防しよう

冬場に頭痛や胃もたれ、体に力が入らないなど不調を感じている方!もしかすると「冬の脱水」になっている可能性が。
夏ほど喉の渇きを感じにくい冬は、知らないうちに脱水が進み、脱水症を起こしてしまうリスクが潜んでいます。
特に小さなお子さんや高齢者は要注意です!
そこで冬の脱水による体の不調やリスク、脱水症にならないための予防ポイントをまとめました。
冬の脱水チェックポイント
冬の脱水を防ぐためには、「脱水のサイン」に気付くことが大切。
早速セルフチェックしてみましょう!
- 口の中がネバネバする
- 皮膚や手先が乾燥している
- 尿の色が濃くなっている
- 便秘になった、もしくは以前より悪化している
- 足のむくみ、靴下の後がくっきりつく
- 体がだるい
- めまいや立ちくらみ
上記のような自覚症状がある方は冬の脱水になりかけている可能性があります。
特に後半2つの体のだるさやめまい、立ちくらみを感じている方は脱水が進行しつつある可能性も。
早めの対策を取る必要があります。
冬の脱水・かくれ脱水が起こる原因

「水」は私たちの体の多くを占めていて、その割合は赤ちゃんの場合は80%、成人は60%、高齢者は50%と言われています。
この水分は体液となり、体の中で重要な働きをしてくれています。
例えば、発汗して体温を調節したり、全身を循環して酸素や栄養分を運んだり、不要な老廃物は尿として排出されたりなど。
生きていくうえで欠かせない働きをしてくれています。
冬場は夏のように暑くないのになぜ「脱水」になってしまうのか?
その原因は乾燥によるものです。
冬は空気が乾燥していて湿度が低いので、皮膚から水分蒸発してしまい気がつかないうちに体液を失ってしまっているのです。
また、冬は気温も低いので、夏に比べると喉の渇きを感じにくく水分摂取量が減りがちです。
夏ほど水分補給を気にする人も少ない印象。
結果的に、知らないうちに「冬の脱水」に陥ってしまうことがあるのです。
冬の脱水によるリスクと症状
「冬の脱水」を放置してしまうと、脱水が進行して「脱水症」になるリスクが潜んでいます。
脱水症になると、脳・消化器・筋肉の3箇所での不調や症状が起こりやすく、主な症状は下記です。
症状が出る部位 | 症状 |
---|---|
脳 | 頭痛 めまい・立ちくらみ 集中力低下 日中の強い眠気 |
消化器 | 胃もたれ 食欲不振 腹部の不快感 |
筋肉 | 筋肉痛 足がつる 脱力感 |
疲れが溜まっているのかな?寝不足かな?と見過ごされがちな症状が多いのも冬の脱水症の特徴です。
高齢者の場合は、脱水症の進行で血液がドロドロとなり、血栓ができやすくなることから脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる重大な症状を引き起こしてしまうリスクもあります。
また、脱水症により体内の電解質のバランスが崩れてしまうと神経細胞に異常が出て「せん妄」という幻覚や幻聴といった症状が現れることも。
高齢者の場合は、こういった症状が現れる前から水分補給の習慣を年間を通して行い、事前に防いでいく必要がありますね。
冬の脱水症になってしまったら

もしも「冬の脱水症」になってしまったらどのように対処したら良いのでしょうか?
脱水症の進行度合いによって対策が異なりますが、自分で水分補給ができる場合は「軽度〜中度」、意識が朦朧として自分で水分補給できるような状態ではない場合は「重度」とすると、重度の場合はすぐに医療機関にかかり、点滴で水分補給をする必要があります。
自分で対処ができる「軽度〜中度」の場合は、水分補給で水と電解質(特に塩分)を速やかに摂ることが大切です。
水分補給に適している飲み物は経口補水液です。
経口補水液とは、水分と塩分と、その吸収を加速させる糖分(グルコース)をバランスよく含んだドリンクです。
糖分は水分と塩分の吸収速度を上げてくれる働きがありますが、その量は多すぎても、少なすぎても良くなくバランスよく含まれていることで効果が上がるそう。
一般的なスポーツドリンクに比べて経口補水液は電解質濃度が高く、糖濃度は低い配合になっているそうです。
脱水症の時には経口補水液での水分補給が最適です。
ただ、経口補水液が家にない、すぐに買いに行けないという場面もあるかもしれません。
そんな時は自宅で経口補水液を作ることもできるのでいざという時は参考に!
経口補水液の作り方
必要な材料はこちらです!
- 水/1リットル
- 砂糖(上白糖)/40グラム(大さじ4と1/2杯)
- 塩/3グラム(小さじ1/2杯)
- レモン果汁/(お好みで)
経口補水液の作り方
- 砂糖40グラムと塩3グラムを水1リットルによく溶かす
- よくかき混ぜる
- 果汁(レモンやグレープフルーツなど)を絞ると飲みやすく、カリウムの補給にも!
参照:経口補水液の作り方/川崎幸病院
冬の脱水を予防するポイント
気付かないうちになりやすい「冬の脱水」を予防するには、下記のポイントを実践してみましょう!
水分補給は冬でもこまめに

冬は喉の渇きを感じにくいかもしれません。喉が渇いたと感じなくても、こまめに水分補給をする習慣を!
これだけで冬の脱水の予防には効果的です。
水分補給する際のポイントは、1回にたくさん飲むのではなく、1回の水分補給量はコップ1杯程度(150~200ml)で、1日に6~8回程度は行うようにしましょう!
1日のトータル量で言うと、1.5リットル〜2リットルの水分は摂りたいところ。
お茶やコーヒーは利尿作用があり水分補給には適していないので、お水で水分補給をするのがベストです。
できれば冷たいお水や熱すぎるお湯よりも、常温水や白湯が体に吸収されやすいのでおすすめです。
水分補給のタイミング
1日の中で、特に起床時は水分補給のタイミングです。夜寝ている間に私たちは水分を蒸発して失ってしまっています。血液濃度も高くなっているので、朝起きたらまずは常温水や白湯を飲む習慣をつけてみてください。
他にも、就寝前、入浴後、外出後や運動後などが水分補給のタイミングです!
もちろんこれらのタイミング以外でも気付いた時にちょくちょくお水を飲むクセをつけておきましょう。
小さいお子さんは、大人に比べて体内の水分保有率が高く、その分体を出入りする水分量も多いので大人より脱水になりやすい傾向にあります。
ご両親はお子さんの冬の水分補給は大人よりもこまめに気遣ってあげてくださいね!
水分補給にはウォーターサーバーが便利
朝起きた時、寝る前、入浴後とこまめに水分補給を行いたい時に、一家に1台あると便利なのがウォーターサーバー。
美味しくて安全な冷水・温水・常温水がすぐに使えるので、リビングや寝室にあると重宝しますよ!
特にご高齢の両親には寝室に置いてあげることで、移動の負担をかけずに水分補給をすることができます。
宅配型のウォーターサーバーのお水の多くはミネラルバランスの良い軟水を採用しているか、水道水を浄水するタイプのウォーターサーバーの場合も、適度にミネラルは残しつつ残留塩素などの不純物を取り除いてくれるので、赤ちゃんから大人まで安心して飲むことができます。
水分補給のためにペットボトルを購入したりするよりもコスパがよく、水道水を煮沸するような手間もなく飲むことができるウォーターサーバーは本当に便利です。
ウォーターサーバーにはたくさんの種類があるので、各ご家庭のニーズに合わせて選んでくださいね!
下記のページでは、していて、タイプ別に分かれているので選ぶ際の参考にしてみてください。 最新の人気ウォーターサーバーを比較

肌からの水分蒸発を防ぐ
体の中の水分は、皮膚を通して蒸発してしまいます。冬場は外気が乾燥しているので皮膚から水分も蒸発しがちです。
保湿クリームを活用して、皮膚表面から潤いが逃げてしまうのを防ぐのも脱水予防には有効。また、露出の多い服装は控え、皮膚をあまり露出しないようにするのも脱水対策になります。
加湿器で湿度を最適に保つ

冬はどうしても乾燥してしまうので加湿器の出番です。最適な湿度の目安は50〜60%と言われています。
加湿することで脱水の予防はもちろん、冬場に多いウイルスの感染予防にもなるので室内は最適な湿度に保っておくのがベスト。
加湿器以外にも、洗濯物を部屋干しにしたり、お水の入った花瓶を置いておくのも加湿効果に。
最近ではミニ加湿器も出ているので、職場のデスクや部屋ごとに加湿器を分けるなど脱水予防が以前よりもしやすくなっています!
適度に体温調節
冬は外は寒いですが、室内や電車などは暖房が効いていて暖かいので、厚着でいると少し暑いと感じることもありますよね。
特に小さなお子さんは室内で活発に動いて遊んだりすると、冬なのに汗びっしょりなんてことも。
部屋が暖かい場合は、室温に合わせて服装も少し軽くする、汗をかいた後は着替えるなどして体温を適切に保つようにすることで、うっかり脱水を防ぐことができます。
冬こそこまめな水分補給を
喉の渇きを感じにくい冬は水分補給が減りがちで、知らないうちに脱水になってしまっている可能性があります。
なんとなく体の不調を感じている人、小さいお子様、高齢者は冬こそ水分補給を毎日の日課として意識してみてください!
1日に必要な水分の目安は1.5リットル〜2リットル。意識しないと摂れる量ではないので、起床時・就寝前・入浴後・外出後など水分補給するタイミングを日課にしてみましょう!
リビングや寝室にウォーターサーバーを設置して、手軽に水分補給ができるようにするのもおすすめ!
ウォーターサーバーなら、常温水も白湯もすぐに使えるので体に負担をかけずに、さらに手間要らずで水分補給ができます。
最新ウォーターサーバー徹底比較
冬の脱水は放置すると症状が進行して脱水症を引き起こすこともあり、特に小さなお子さんや高齢者は脱水症から命に関わる病気に発展してしまう可能性も潜んでいます。
日々の水分補給で冬こそ脱水予防を心がけましょう!
