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体が硬い人がやりがちなNG習慣を見直して柔軟性アップを目指そう
最近、以前よりも体が硬くなったように感じることはありませんか。
体が硬い原因は、運動不足や同じ姿勢で長時間いることなど、さまざまなものが考えられます。
体が硬い状態が続くと、怪我をしやすくなったり、太りやすくなったりというデメリットも。
本記事では、体が硬くなると起こる不調やその原因、体の柔軟性をアップさせるポイントを紹介していきます。
「体を柔らかくしたい」「体が硬い原因を知りたい」という方はぜひ参考にしてくださいね。
体が硬いと起こる不調・デメリット
体が硬いとさまざまな体の不調やデメリットが現れます。
すでに現れている不調も、体が硬いことが原因で起きているのかもしれません。
以下で詳しく説明していきますね。
怪我をしやすくなる
1つ目は怪我をしやすくなる点です。
柔軟性が低いことでちょっとした転倒などでも、大きな怪我に繋がりやすくなってしまいます。
年齢を重ねると体が硬くなりやすくなって、怪我をしやすいと言われますよね。
これも同じような原因です。
ちなみに年齢を重ねたから体が硬くなるのではなく、運動不足やストレッチ不足が蓄積されることで、体が硬くなります。
つまり年齢を重ねても、適度な運動やストレッチを習慣としていれば、高い柔軟性をキープできるようになります。
太りやすくなる
体の中でも特に股関節が硬いと、血流が悪くなってしまい、代謝も低下します。
また、むくみや冷えを感じることも増えるため、色々な不調が重なり太りやすくなってしまいます。
さらに股関節が硬くなると、体を動かせる範囲(可動域)が狭くなるため、決まった範囲内の運動量で生活をするようになります。
そうなると、脂肪がつきやすく、お腹や背中などに脂肪がついてしまうことも。
代謝をアップさせるには、体の中でも特に股関節の柔軟性を高めることが大切です!
冷え性
寒い季節になってくると、室内を温めているのになぜか指先や足先が冷えてしまうことはありませんか。
このような冷え性も、体が硬いことが原因の1つです。
特に足の筋肉が硬い状態が続くと、血液を上半身にあげる機能が弱くなり、血流が悪くなります。
その結果、血液やエネルギーが足先にまで行き届かなくなり、冷えが発生します。
温かい飲み物を飲んだり、服を着込んだりしていてもなかなか冷え性が改善されない方は、ストレッチや運動などで足、股関節の柔軟性を高めるようにしましょう。
姿勢が悪くなりやすい
体の筋肉の柔軟性が低下すると、本来の骨の位置がずれてしまうことがあります。
具体的には骨盤が元の位置よりもずれてしまうことで、骨盤に繋がっている背骨もずれてしまい、猫背などの悪い姿勢になりやすくなります。
姿勢が悪い時間が続くと、肩こりや背中のこり、ひどい場合は頭痛などにも繋がってしまうことも。
柔軟性を高められるよう、対策していきましょう。
体が硬い・硬くなる原因は?
次に体が硬くなってしまう原因について解説します。
原因を知っておくことで、どのような改善をすれば良いかもわかりやすくなりますよ!
体が硬い原因は、主に以下4つが挙げられます。
- 飲酒
- 運動不足
- 同じ姿勢を長時間続ける
- 冷え
それぞれの原因について、さらに詳しく解説していきます。
飲酒
飲酒は、定期的に大量に飲酒をしてしまうと体の柔軟性が低下する原因になってしまいます。
飲酒をすると、多くの酸素を取り込むので肩が内側に入るような呼吸になりやすくなり、その呼吸が長い時間続くと首や肩周りの筋肉が収縮していきます。
筋肉の収縮を何度も繰り返すと柔軟性が低下して、筋肉が硬くなってしまうのです。
よく、お酒を飲むと肩こりをしたような状態になることがありますが、このような場合は筋肉が収縮してしまっている状態の可能性がありますので、注意してくださいね。
運動不足
体が硬くなる原因の中でも特に大きな原因になっているのが、運動不足です。
運動量が低下すると、筋肉が使われなくなるため、筋肉は萎縮して体が硬くなってしまいます。
近年、在宅ワークなどで運動不足になってきている方も多いのではなないでしょうか。
できれば朝に軽い散歩をしたり、家の中でもできるストレッチを取り入れたりすることがおすすめですよ。
同じ姿勢を長時間続ける
座っている状態や横になっている状態など、同じ姿勢を長時間続けることも体が硬くなる原因です。
例えば、長い時間椅子に座って仕事をしていたり、しゃがんだ状態で草むしりをしていたりすると、次に動いた時に体が硬くなっていたようなことはありませんか?
このように同じ姿勢を長時間続けると、筋肉が疲労して緊張しやすくなり、柔軟性が低下してしまいます。
少し時間がたつと改善はされますが、何度も同じ状態を繰り返すことで時間がたっても改善されなくなり、いつも体が硬いという状態になってしまうので、注意が必要です。
冷え
寒さなどで体が冷えることでも、体の柔軟性は大きく低下します。
冬の寒い日に外に出ると、寒さによって肩が上がってしまったり、筋肉が萎縮してしまったりすることがありますよね。
急に冷えると余計筋肉が固まりやすくなり、血行も悪くなっていきます。
そのため、物理的に暖かくして過ごせるような工夫を取り入れながら、普段から血行を悪くしないように心がけましょう。
生活習慣を見直して柔軟性アップ
体の硬さを解消させて、柔軟性をアップさせるためには、以下のような生活習慣の見直しが大切です。
- 入浴
- ストレッチ
- 定期的な運動
- 食生活
一度に全て改善するのはなかなか難しいかもしれません。まずはできそうなものを見つけて、1つでも良いので挑戦してみてくださいね。
入浴
体が硬い人は、毎日の入浴をシャワーで済ませている方が多い傾向にあります。
体を洗うという意味ではシャワーだけでも問題はありませんが、暖かい湯船に入ることで全身の血流をよくすることができます。
また、入浴中に股関節や首回りなどのストレッチをすると、さらに可動域も広げやすくなるのでおすすめですよ!
ストレッチ
ストレッチを習慣にすることで、だんだんと可動域を広げて柔軟性を高めることができます。
特におすすめなのは、入浴中、入浴後、朝起きた時のストレッチです。
ストレッチは体の柔軟性を高めるだけではなく、肩こりや頭痛などの解消も期待できるので、とてもおすすめですよ!
以下で簡単にできる柔軟性アップのストレッチを紹介します。
座った状態でできる!太ももの簡単ストレッチ
これからストレッチをしていきたい方でも簡単にできるストレッチを紹介します。
手順は以下の通りです。
- 座っている状態で両足を前に伸ばします。
- 左の膝を曲げて、外側(左側)に倒します。
- 左の足先は、右足の内側につけるようにします。
- 骨盤をまっすぐに立てた状態で、上半身を前に倒しながら、右足のつま先を掴みます。
- 程よい伸びを感じるところで、数秒キープ。
- これを逆足でも行います。
ポイントは、無理に伸ばさないことと、呼吸を忘れずに続けることです。
最初のうちはつま先を掴めない場合もありますが、そのような場合は、膝やくるぶしなどできる範囲で行なってくださいね。
お尻や背中、また股関節などを伸ばすこともできるので、とてもおすすめのストレッチです。
デスクワークの合間におすすめ!首回りの簡単ストレッチ
長時間同じ姿勢で仕事や作業をしている方は、首や頭が前に出ている時間が増えるため、筋肉が固まりやすい状態になっています。
そのような時におすすめのストレッチが以下のストレッチです。
- 座った状態で姿勢を整えます。
- 頭を右に傾けて、右手を左の耳に乗せます。
- ゆっくり呼吸をしながら力を抜いて、首を伸ばします。
- これを反対側でも行います。
ポイントは、無理に力を入れて押すのではなく、手の重さに任せて首を伸ばすことです。
また、呼吸が浅くなりやすいので、ゆっくり深呼吸をしながら伸ばすようにしましょう。
定期的な運動
体の柔軟性をアップさせるためには、定期的な運動も大切です。
体は動かさなくなると筋肉が固まって可動域がどんどん狭くなっていきます。
特におすすめなのは、ウォーキングなどの軽い有酸素運動です。
ストレッチをした後に軽く体を動かすだけでも、筋肉が動くので体の硬さを解消することができます。
食生活
まずは、アルコールの摂取しすぎが体を硬くする原因の1つのため、飲酒頻度や一度の飲酒量が多い方は、量や頻度を調整するようにしてください。
また、インスタント食品やジャンクフード、お菓子などを毎日食べている方も体が硬くなりやすい原因になっているかもしれません。
そのような場合は、関節や筋肉の柔軟性をアップさせる効果が期待できる以下のような食事を取り入れましょう。
- きのこ類
- ヒラメやナマコ
- 鶏皮
- 山芋
- 里芋
- 納豆
- オクラ
- 玄米
忙しくてどうしても料理ができない人は、このような食べ物が入ったサラダやお味噌汁、おにぎりなどを選ぶようにしてくださいね。
生活習慣を改善して柔軟性アップを目指しましょう!
ここまで体が硬くなるデメリットや原因、生活習慣で注意するポイントなどを紹介してきました。
体が硬いと怪我をしやすくなったり、慢性的な冷え性になりやすくなったりしてしまうなどデメリットがあります。
そのため、ストレッチや定期的な運動など日々の日常生活の習慣を改善することで、柔軟性の高い体を目指してくださいね。