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内臓型冷え症の改善で体調を整える
「お腹をさわるといつも冷えている気がする」
「最近、体調不良が続いて辛い」
このような症状がある方は、内臓型冷え症かもしれません。
内臓型冷え症とは、お腹や腰回りなどの内臓が冷えてしまう症状で、運動不足やストレス、疲労の蓄積などさまざまな生活習慣が原因です。
末端冷え症などに比べると自覚症状が少ないため、気づかないうちに冷え症になってしまっている人が増えています。
この記事では、内臓型冷え症の具体的な症状や、原因、治療法などを詳しく解説しています。
内臓型冷え症とは?
冷え症には、大きく分けると以下4つの種類があります。
- 末端型冷え症
- 下半身型冷え症
- 全身冷え症・混合型冷え症
- 内臓型冷え症
末端冷え症などは、冷えていることに気付きやすいですが、内臓型冷え症は自覚症状が少ないため、気づかないうちにさまざまな不調に繋がってしまうことがあります。
以下で内臓型冷え症の具体的な症状を紹介します。
内臓型冷え症の5つの症状
内臓型冷え症の代表的な5つの症状は以下の5つです。
1.朝起きた際に、脇の温度よりもお腹の温度が低い
朝起きたときに脇とお腹を触ってみて、お腹の方が冷たい場合は、内臓型冷え症の可能性があります。
起床時は、脇とお腹の温度が同じくらいなのが健康的な温度です。
2.お腹を触ると冷えている感じがする
お腹を触ったときに、下腹部部分がひんやりしているという症状も内臓型冷え症の症状です。
部屋の中や温度が高いときでも、お腹が冷えている場合などは要注意です。
3.お風呂に入った際に、お湯が熱く感じる
内臓から体が冷えてしまっていると、そこまで熱くない温度のシャワーや湯船でも熱く感じることがあります。
寒いところにいたわけではないのに、お風呂のお湯が熱く感じるときは内臓型冷え症の可能性があります。
4.お腹が弱く、便秘や下痢になりやすい
普段から便秘や下痢になりやすいという症状も、内臓型冷え症の特徴です。
内臓から体が冷えていると、腸内環境が乱れがちになり、腸などの機能低下に繋がります。
その状態が続くと便秘や下痢が慢性的になってしまうので、内臓型冷え症を侮ってはいけません。
5.疲労を感じやすい、体調を崩しやすい
疲労が蓄積しやすく、定期的に体調が悪くなったり、風邪などの体調不良になりやすい方は、内臓型冷え症の可能性があります。
適度な体温を保つためには、筋肉の収縮運動が大切です。しかし、内臓が冷えてしまうと筋肉の収縮運動が下がり、全身へ熱を届けることができなくなります。
その結果、胃や腸などの内臓の働きも悪くなり、体調不良に繋がってしまうこともあります。
内臓型冷え症が続くと生じる不調
内臓型冷え症を放っておくと、体全体に以下のようなさまざまな不調が生じます。
- ガスが溜まりやすくなる
- お腹が張りやすくなる
- 膀胱炎になりやすくなる
- 風邪を引きやすくなる
- むくみやすくなる
- 太りやすい体質になる
内臓が冷えることで、胃や腸の働きが悪くなるだけではなく、体調不良になりやすいなど幅広い不調に繋がります。
「何となく不調が続いている…」という場合、内臓型冷え症を疑った方がよいでしょう。
内臓型冷え症の原因
内臓型冷え症の原因はさまざまですが、以下のような原因が挙げられます。
- 日常的なストレスや疲労の蓄積
- 全身の血行不良
- 運動不足
- 冷たいものの過剰摂取
- エアコンが強い部屋での生活
- 生活習慣の乱れ
- 睡眠不足
最近は、リモートワークという働き方も増えて、運動をする機会が減り、運動不足に悩んでいる方もいるでしょう。
運動不足が続くと筋肉を動かす機会が減り、体温の低下や血行不良を引き起こします。
その結果、内臓の冷えに繋がるのです。
また、仕事やプライベートなどのストレスや疲れを解消できないまま蓄積してしまうことも内臓型冷え症を引き起こす原因になります。
ストレスを溜め込んで自律神経が乱れると、血行不良になりやすくなり、そこに運動不足も加わり、さらに冷えを促進させてしまう場合も。
ストレスを発散したり、リラックスできる時間を増やしたりと、できることから改善していきましょう。
内臓型冷え症になりやすい人
以下のような生活をしている方は内臓型冷え症になりやすいため、注意が必要です。
- 冷たい飲み物や食べ物を多く摂取している
- デスクワークで座っている時間がとても長い
- 体を動かしておらず、運動不足
- 毎日仕事や家事に追われ、疲れが溜まっている
- いつも薄着でいることが多い
- 1日中エアコンのきいている部屋にいる
- お風呂はシャワーだけで済ませることが多い
- 外食やコンビニの食事が多い
冷たい飲み物が多い、運動不足気味、お風呂はシャワーだけのことが多いなど、日常生活の中で内臓型冷え症になりやすい状態を作ってしまっているかもしれません。
内臓の冷えの治療法・対処法
ここまでの説明で少しでも内臓型冷え症の可能性がある方は、以下のような治療・対処法をおすすめします。
自律神経を整える、血行促進などが期待できる鍼灸治療
内臓型冷え症によって内臓が冷えている場合は、ストレスなどさまざまな理由から自律神経の乱れや血行不良になっている可能性があります。
鍼灸治療は、以下のような効果が期待できるため、冷え症にはとてもおすすめです。
- 自律神経を整える
- 血流をよくする
- 筋肉をほぐす
鍼灸と聞くと、針を刺す=痛そうというイメージを持ってしまいがちですが、実際はとても細い針を使用するため、過度な心配はいりません。
気持ちよくて眠ってしまう人もいるほどです。
「鍼灸治療に興味があるけど痛みが心配」という方は事前に相談すれば、おすすめの施術や鍼灸の種類を提案してくれますので、安心してくださいね。
忙しくてなかなか改善が難しい方や根本的に冷え性を改善したい方、国家資格のあるプロの施術者から治療を受けたい方は、整骨院での治療がおすすめです。
暖かい飲み物や食べ物を取り入れて内側から温める
内臓型冷え症は、冷たい飲み物や食べ物を多く摂取していると引き起こしやすくなります。
そのため、最初にできる対策として暖かい食事や飲み物を摂取することを心がけましょう
例えば、朝起きたときに冷たい水やお茶を飲むのではなく、白湯や暖かい飲み物などを飲むというようなできる範囲で変えてみて、継続することが大切です。
暖かい食事は内側から体を温めて、血行を良くする働きもあるため、積極的に取り入れるようにしましょう。
芯から体が温まりやすいおすすめ食材
以下のような食材を取り入れた料理がおすすめです。
- 生姜
- 唐辛子
- 味噌
- かぼちゃ
- さば
- 牛肉 など
暖かいスープやみそ汁なども良いですね。
物理的にお腹や腰を温める
お腹を触ったときに冷えを感じたら、以下のような物を使って物理的に温めることも大切です。
- ホッカイロ
- ブランケット
- 腹巻
特に夏は薄着になりやすいので、注意してくださいね。
湯船に浸かる
お風呂に入った際に湯船に浸かることも、冷え症の改善には重要です。
忙しいとついシャワーだけで済ませてしまいがちですよね。
湯船に浸かると芯から体が温まるだけではなく、血行を良くしたりリラックスしたりすることができます。
ストレスを溜め込んでしまうと、内臓型冷え症の原因にもなるので、お風呂で一度ゆっくりする時間を作り、リラックスすることも大切ですよ。
湯船の温度は、38〜39度くらいのぬるま湯がおすすめです。
運動やストレッチを取り入れる
ウォーキングやジョギングなどの適度な運動やストレッチを生活の中で取り入れ、筋肉の収縮をスムーズにすると、血行促進や内臓機能の働きが整います。
特に有酸素運動でじわじわ体を温めるのがおすすめです。
なかなか続けられない場合は、簡単な筋トレやストレッチなどから始めるのはいかがでしょうか。
一番大切なことは、生活習慣に取り入れて継続することです。
お気に入りのボディクリームでリラックスしながらストレッチをする、1日5分だけ筋トレをしてみるなど、できそうなことからチャレンジしてみてくださいね。
鍼灸治療はどこで受けるのが良い?
内臓型冷え症に効果的な鍼灸治療は、国家資格を持ったプロから施術を受けることができる整骨院がおすすめです!
整骨院では、施術前に冷えの状態や生活習慣、その他体の全体をチェックして、その人に合った施術を提案してもらえます。
そのため、自律神経を整えられる鍼灸治療はもちろんのこと、手技によるツボ押しなども対応可能です。
また、日常生活でのアドバイスやその他気になっている症状の改善も一緒にできるため、体の不調や冷えが気になる方は、一度整骨院でみてもらうのがおすすめですよ。
内臓型冷え症でお悩みの際は整骨院へ
ここまで内臓型冷え症の症状や原因、治療法について解説してきました。
内臓型冷え症は他の冷え症に比べて自分ではなかなか気付きにくい症状ですが、そのままにしておくとさまざまな体調不良を引き起こしてしまう場合があります。
「お腹が冷えている」「体調不良になりやすい」「疲れが溜まりやすい」などの症状がある場合は、知識も経験も豊富なスペシャリストのいる整骨院に頼ることをおすすめします。
内臓型冷え症を改善して、不調のない健康的な身体を目指してくださいね。