すねが痛い時の対処法・原因や治療について

すねの痛み

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「走ったらすねが痛い」「ジャンプをすると足が痛い」「すねの内側を押すと痛い」

 

このような悩みを抱えていると、日常生活を送るのがつらいですよね。

 

ずっと症状が続いていると、すねが痛い症状がどうすれば改善するのか知りたい方もいるのではないでしょうか。

 

そこで、本記事では、すねが痛い原因や対処法について紹介していきます。

 

どこに行けばいいのか分からない方に向けて、すねが痛い時の治療場所についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

すねが痛い原因

すねが痛い原因は、以下のようなものが考えられます。

 

  • シンスプリント
  • 疲労骨折
  • 動脈硬化症
  • 腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょくさくしょう)
  • 肉離れ
  • 坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)
  • 血栓症

 

すねが痛い原因は、大きく分けて筋肉の使いすぎと病気の場合があります。使いすぎているときは身体の使い方を変えるか、適度に休みを取ることが大切です。

 

次の項目で、すねが痛い原因について詳しく解説しました。あなたに当てはまるものはないか、チェックしてみてください。

シンスプリント

シンスプリントとは、ランニングやジャンプなど瞬発力の求められるスポーツで起こりやすい障害です。シンスプリントの主な症状は次のようなものがあります。

 

  • 走ったらすねが痛い
  • ジャンプをすると痛い
  • すねの内側を押すと痛い
  • 歩くだけでも痛い
  • 運動後にジーンとした痛みがある

 

すねが痛い原因は着地に失敗をして、筋肉に余分なストレスがかかること。そして、すねにある骨の内側「脛骨(けいこつ)」に痛みが発生してシンスプリントが起こるのです。

 

すねの痛みはふくらはぎの中央から後ろに出ることが多いです。一般的には使いすぎや成長痛と呼ばれていますが、身体の使い方を治せばシンスプリントは起こりにくくなります。

 

シンスプリントの治療をせずに放置していると、慢性化することもあります。

疲労骨折

 

疲労骨折はすねの内側にある細い骨「脛骨」が、疲れたり負荷がかかりすぎたりすると起こる骨折。疲労骨折の主な症状は、痛みです。骨折をしたときだけでなく、骨折の前後に痛みを感じることもあります。

 

最初の疲労骨折はヒビが入っている程度ですが、放置すると完全骨折になることもあります。完全骨折が起こると、治療期間が4〜8週間必要になることも。

 

動脈硬化症

動脈硬化症によって血流の流れが悪くなって、すねが痛くなることがあります。動脈硬化症の原因は、足の血管や動脈が狭くなったりふさがったりすることです。

 

主な症状としては、以下のようなものが挙げられます。

 

  • しびれ
  • すねが冷たい感じがする
  • 歩きにくい
  • じっとしていても痛い
  • 皮膚の細胞・組織が死亡する

 

動脈硬化症では、しばらく歩くとすねが痛い症状が起こり、休むと治まることが多いです。すねが痛い状態を放置していると、安静時でも症状が起こることもあります。

 

腰部脊柱管狭窄症

 

腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょくさくしょう)は、腰の部分の背骨にある「脊柱管(せきちゅうかん)」が狭くなって、血管を圧迫する病気です。中高年に多く見られます。

 

原因は加齢や生まれつきにより、背骨にある骨のクッション「椎間板」の変性や骨の変形です。また、 腰部脊柱管狭窄症は、骨と骨を結びつける繊維のひも「靱帯」の緩みで起こっているケースもあります。

 

腰部脊柱管狭窄症の症状としては、次のようなものが多いです。

 

  • 足腰の痛み
  • しびれ
  • 歩きにくくなる

 

脊柱管が狭くなる場所によって、症状の出方が違います。片足だけに痛みが起こって、徐々に両足が痛くなることがあるのです。

 

肉離れ

肉離れとは、筋肉に力をいれているときに、外側から強い力が加わって筋肉が断ち切れることです。

 

ジャンプやステップ、それからいきなり走ったりするなど、急激な動きがあると筋肉が引き伸ばされます。それによって、筋肉に傷がついて肉離れを起こすのです。

 

急激な方向転換が多い、バスケットボールやランニングのスポーツ中に起こりやすい怪我です。

 

坐骨神経痛

坐骨神経痛は立ち上がろうとしたときに、すねに痛みやしびれを起こします。繰り返すうちに、以下の状態になることもあります。

 

  • 椅子から立ち上がれない
  • 歩けない
  • 立っているのがつらい
  • 寝ていても痛い

 

原因はお尻から足に向けてある神経「坐骨神経」が圧迫されること。坐骨神経痛は、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょくさくしょう)などの病気が原因のことがほとんどです。

 

血栓症

血栓症は足の中心を走っている「深部静脈」に、血のかたまりができる病気です。血のかたまり「血栓」ができると、足全体が腫れて少し紫に変わることが特徴。

 

原因は長い時間、飛行機やバスに座ることや、入院で安静状態が続くことで起こると言われています。血栓症を放置しておくと、肺動脈が急に詰まるエコノミークラス症候群が起こる可能性があります。

 

血栓症が疑われる場合は、早めに病院を受診してください。

すねが痛い時の対処法

すねが痛い時の対処法は、まずは運動量を減らすことが大切です。すねが痛い場合における応急処置として、PRICES(プライシス)処置を用います。

 

PRICES(プライシス)処置は、以下の頭文字を取ったものです。

 

  • P:Protect(保護)
  • R:Rest(安静)
  • I:Ice(冷却)
  • C:Compression(圧迫)
  • E:Elevation(挙上)
  • S:Stabilization/Support(安定/固定)

 

冷却は15~20分行ったら、1時間程度の休憩を挟み、再び冷やすことを繰り返します。すねの痛みが治まるまで、3日間を目安に応急処置を行いましょう。

 

応急処置は整骨院でもやってくれますよ。すねが痛いときは、できるだけ早めに整骨院を受診すると後遺症も軽減するでしょう。

すねが痛い症状を根本から治すには

すねが痛い症状を根本から治すには、要因をすべて取り除くことです。すねが痛い原因には、次のようなものがあります。

 

  • 硬い路面で運動している
  • かかとの擦り減ったシューズで運動している
  •  ふくらはぎの筋力不足
  • ランニングフォームが怪我を起こしやすくなっている

 

上記の要因をなくせば、徐々にすねが痛い症状が起こる頻度も減ることが多いです。すねが頻繁に痛い時は、O脚やX脚など足に歪みが起こっていることもあります。

 

すねが痛いときは、姿勢や運動の影響、筋力不足、フォームの悪さなどを疑い、改善を目指しましょう。

整骨院で根本原因から解決してもらうこともおすすめです。

治療はどこがおすすめ?

すねが痛い時の治療は、整骨院がおすすめです!整骨院は西洋医学のような痛み止めで表演的な解決をするのではなく、根本的な原因から改善が期待できます。

 

すねが痛い原因は筋肉や関節にあるケースも。そんなときに、どこに原因があるか見極めて、適切な施術をしてくれます。

 

整骨院は整体と違って国家資格を持った「柔道整復師」が、施術をしてくれるので安心です。急にすねが痛くなったときは、整骨院だと健康保険が使える場合もあります。

 

すねが痛いと思ったら、無理をせずに整骨院を受診しましょう。

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