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腰痛に効くツボはここ!辛い腰痛の解消法について
「ものを持ち上げるときに腰が痛い」「腰をひねるのが困難だ」「慢性的な腰痛がある」などの症状に悩まされていませんか?
腰は私たちの体を支える大切な部分です。それなのに腰痛になってしまうと、家事や仕事だけでなく、ちょっとした動作が辛くなってしまいますよね。
そこで今回は、腰痛に効くツボや解消方法について解説します。
辛い腰痛を解消して、毎日楽しく過ごしたいという方は要チェックです。
腰痛の原因
座っていても、立っていても腰痛が起こるという方もいるのではないでしょうか。日常生活を送るうえで腰痛があると本当に辛いですよね。
腰痛の原因はさまざまですが、以下の2グループに振り分けることができます。
- 非特異的腰痛
- 特異的腰痛
それぞれ具体的に取り上げましたので、ご覧ください。
非特異的腰痛
原因がはっきりしない非特異的腰痛。実は9割近くの人がこちらで悩まされています。非特異的腰痛は、X線やMRIなどの画像検査をしても、どこが痛みの原因なのか特定しきれません。
長時間のデスクワーク、姿勢の悪さ、ストレス、寝不足、不安などの心の状態が影響しているといわれています。
また、自分では気が付けていない、見た目にはわからない神経障害によって痛みが現れる場合もあります。
特異的腰痛
2割近くの人が悩まされている特異的腰痛は、疾患が原因で引き起こされる腰痛です。特異的腰痛の例として以下の疾患があげられます。
- 腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア
- 骨粗しょう症
- その他疾患の影響による腰痛
これらはいずれも、腰に強い痛みを発生させてしまう可能性があります。
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは、脊椎の一部、椎骨と椎骨間にある椎間板が強い力で圧迫されて変形し、組織の一部が神経に触るよう飛び出してしまう疾患です。
臀部痛や急性腰痛(ぎっくり腰)の症状が現れるのと同時に、左右どちらかの足のしびれ、または痛みが現れます。
病状が重症化すると背骨が曲がったり、歩行困難が現れたり、排便排尿障害があらわれたりします。
骨粗しょう症
骨粗しょう症は、骨量が減少して骨がもろくなり骨折や骨の変形が現れる疾患です。骨量が減少する高齢者に多く見られます。
椎骨は特に影響を受けやすく、気付かないうちに背骨を圧迫骨折している、なんてことも。そのため、腰から背中にかけて慢性的な痛みを伴う場合があります。
重症化すると、消化器疾患や心肺機能低下などに結びつき、日常生活に支障をきたすだけでなく、死亡リスクが上がる疾患です。
その他疾患の影響による腰痛
上記以外にも、細菌感染、内蔵、血管、神経、心因性に潜む疾患によって引き起こされる腰痛があります。
系統別に表にまとめました。
主な疾患名 | |
---|---|
細菌感染 | 化膿性脊椎炎 脊椎カリエスなど |
内蔵 | 尿路結石 子宮内膜症 急性胆管炎 十二指腸潰瘍 膵炎・膵癌など |
血管 | 解離性大動脈瘤 末梢動脈疾患など |
神経 | 坐骨神経痛など |
心因性 | うつ 統合失調症など |
このように、さまざまな疾患が原因となり、腰痛を引き起こすことがあります。
腰痛に関係する筋肉
私たちは座る、立つ、歩く、作業するなど、あらゆるシーンで腰を使いますよね。
日常生活を送るうえで要(かなめ)となる腰の不調には、筋力の衰えや柔軟性の低下が深くかかわっている場合があります。
特に以下3つの筋肉は腰痛に関係する筋肉といわれています。
- 腸腰筋(ちょうようきん)
- 脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)
- 腰方形筋(ようほうけいきん)
それぞれ体のどの部位にある筋肉なのかをご紹介します。
腸腰筋
腸腰筋(ちょうようきん)は、体の真ん中に通った腰椎から、足の付け根から膝に走った大腿骨を繋ぐ筋肉です。
大腰筋(だいようきん)、小腰筋(しょうようきん)、腸骨筋(ちょうこつきん)と3つに分けることができます。
腰をかがめたり、歩いたり走ったりするときに使用する筋肉です。また、腸腰筋が鍛えられていると体幹が強くなります。
腸腰筋が衰えたり柔軟性が低下したりすると、骨盤の歪みや反り腰が現れ、腰痛を引き起こしてしまうでしょう。
脊柱起立筋
脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)とは、首から腰にかけて背骨の両側を走行し、腸肋筋(ちょうろくきん)、最長筋(さいちょうきん)、棘筋(ちょくきん)からなる筋肉。
この筋肉には、立ち上がったり中腰で物を持ったりしても体のバランスが崩れないよう、しっかり支える役割があります。
脊柱起立筋が衰えたり柔軟性が低下したりすると、腰に負担がかかってしまい、腰痛の原因になるのです。
腰方形筋
腰方形筋(ようほうけいきん)は、腰の深部にあり、腰椎を左右の方向から支えている長方形の形をした筋肉です。
腰椎と骨盤につながった筋肉なので、腰をひねったりものを持ち上げたりするときに働きます。また、呼吸するときに補助として動く筋肉です。
腰方形筋が衰えたり柔軟性が低下したりすると、片側の腰だけが痛む、腰をひねっただけで痛むなどの症状が現れてしまうことも。
また、腰方形筋付近に痛みの核(トリガーポイント)を作り、神経に触ると急性腰痛(ぎっくり腰)になってしまうことがあります。
このように、上記3つの筋肉は腰痛に深くかかわっているのです。
腰痛に効くツボ
辛い腰痛があるだけで、ストレスを感じてしまいますよね。
「立ち仕事がきつい」「デスクワークで腰に負担がかかってしまう」など、日常生活に支障をきたしてしまっている方もいるはず。
そんな辛い腰痛に効くツボを以下の表にまとめてみました。
ツボがある場所 | 腰痛に効くツボ |
---|---|
腰部 | 大腸兪(だいちょうゆ) 腎兪(じんゆ) |
手部 | 腰腿点(ようたいてん) |
脚部 | 委中(いちゅう) |
足部 | 崑崙(こんろん) 太衝(たいしょう) |
詳しくは以下の項目で解説します。
大腸兪(腰部のツボ)
腰痛に効くツボに大腸兪(だいちょうゆ)があります。このツボの場所は腰骨のいちばん上を結んだ線の高さ、ベルトを締めるライン上あたりで背骨から左右それぞれ指2本分外側にあります。
両手を腰に当て、親指でゆっくり押してあげると腰痛改善に効果が期待できますよ。
腎兪(腰部のツボ)
腰部にある腰痛に効く腎兪(じんゆ)は、ウエストラインの背骨から指2本分外側の左右にあります。
両手をウエストに当て、円を描くように下から上にゆっくりと回転させながら押せば、腰痛緩和の効果が期待できるでしょう。
腰腿点(手部のツボ)
手部にある腰腿点(ようたいてん)。こちらのツボも腰痛に効きます。
場所は、人差し指と中指の股から手首のシワまでの中間と、薬指と小指の股から手首のシワまでの中間、合わせて2か所。
人差し指を立てて、骨と骨の間をぎゅっと押せば腰痛緩和に効果が期待できますよ。
委中(脚部のツボ)
両膝の裏側にも、腰痛に効くツボがあります。その名も委中(いちゅう)。
膝を曲げながら、両手を使って中指を膝裏の中心に当て、親指で挟みます。そのまま中指に力を加えてツボを刺激してあげると腰痛に効果が期待できますよ。
崑崙(足部のツボ)
片側に現れる腰痛には、くるぶしの外側あたりにある崑崙(こんろん)がいいでしょう。
痛みが現れた側の崑崙に親指を当て、その他の指でアキレス腱をつまむように持ち、親指で軽く3秒程度押したり離したりを繰り返し行ってください。
そうすることで、腰痛改善に効果が期待できます。
太衝(足部のツボ)
足部のツボ、太衝(たいしょう)も腰痛改善の効果が期待できます。このツボは親指と人差し指の骨が交差している凹んだ部分。
手の親指をツボにあて、他の指を足先にかけましょう。足の指を手前に引くようにしてツボを押すと辛い腰痛が緩和されますよ。
体には、腰痛に効くツボが存在します。日常生活で腰痛に苦しんでいる方は、ツボを刺激し、痛みを緩和させてくださいね。
腰痛解消にはストレッチも有効
辛い腰痛には、血行不良による筋肉の衰えや柔軟性の低下が関係しています。
これは衰えて柔軟性を失い硬くなった筋肉は、体にため込んだ老廃物をうまく排出できず、痛みとなって現れてしまうからです。
そのため、筋肉をしっかり鍛え、柔軟性を促すストレッチは、腰痛解消にも有効です。
我慢ができない腰痛は整骨院へ
「ツボを刺激しても改善されない」「ストレッチするにも痛みが我慢できない」と腰痛を抱えている場合は、無理せず整骨院に足を運びましょう。
整骨院では、国家資格である柔道整復師や鍼灸師がさまざまなアプローチで腰痛を治療します。
整骨院で受けられる、腰痛の治療法は以下の通りです。
施術内容 | |
---|---|
手技治療 | 筋肉・関節・血管・神経・リンパなどを刺激し、 人間が持つ自然治癒力を高め、鎮痛効果を上げる |
鍼灸治療 | ツボに細い鍼を打つことで、血流を促し、 痛みをとる |
超音波療法 | 音の振動によるマッサージ効果で、 痛みの緩和させる |
カッピング | 体のツボに吸着させた容器の中を真空状態にして、 血行を促進し筋肉のコリをとる |
ウォーターベッド | 水の力で体に刺激を加え、体をリラックス状態にして、 筋肉の緊張をほぐす |
骨盤矯正 | 骨盤の歪みを正し、腰痛などのあらゆる不調を取り除く |
安静にしていても辛いと感じるその腰痛、自身に合った治療法を見つけて治療しましょう。
整体と整骨院の違い
腰痛を改善するために、「整体でマッサージすると楽になる」方もいるのではないでしょうか。しかし、整体はあくまでもリラクゼーションを目的にする施設です。
一時的に腰痛が緩和されても、大元の痛みが残ったままなので繰り返し痛みが現れてしまうことも。
一方の整骨院は、治療を目的とした施設です。施術者は『柔道整復師』という国家資格を持っている専門家です。
腰痛の原因になっている部分に施術者がアプローチをかけて完治、再発防止を目指します。
そのため、腰痛を治す+腰痛になりにくい体を手に入れたい方は、整骨院へかかりましょう。
腰痛はツボ押しやストレッチが有効
腰は、日常生活を送るうえで大切な体の一部です。それなのに腰痛に悩まされると一日中辛いですよね。
腰痛の原因は姿勢やストレスだったり、病気が引き金になったりとさまざまです。
病気が原因でない腰痛には、ツボ押しやストレッチすることで、痛みが緩和されるでしょう。
しかし、自身で対策することに限界を感じる程の辛い腰痛を抱えている方は、ぜひ一度整骨院へ足を運んでみてください。
国家資格をもつ施術者が、きっとあなたに合った治療法で、痛みのもとを取り除いてくれますよ。