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枕が合わないと頭痛が起こる原因と対処法を解説
朝起きた時いつも頭が痛い。この頭痛は何かの病気ではないか?と気になっている人も多いのではないでしょうか。
頭痛の原因は、枕が合っていない可能性が高そうです。
この記事では、枕が合わない頭痛の原因、対処法を紹介していきます。
ぜひ最後まで記事を読んで、頭痛の改善を目指してみて下さい。
寝起きの頭痛は枕が合わないのが原因
寝起きの頭痛は枕が自分に合っていないことが多くあります。
主に枕が高すぎることが原因になります。
枕が高すぎると睡眠中に常に首に負担がかかっている状態になり、その結果
頭痛を引き起こしてしまうことが多くあるのです。
そして、枕が合っていない頭痛の特徴があります。
次の章で紹介していきます。
枕が合わないと起こる頭痛の特徴
枕が合わない頭痛の場合、次の症状が挙げられます。
- 頭全体、または後頭部が痛む
- 首こり、肩こりがある
- 日中活動していくうちに和らぐ
- 起床時に痛みが強い
上記の症状は、「緊張型頭痛」と呼ばれ、血流の悪さで誘発されることが特徴です。
睡眠中に枕で頭部が圧迫されて、血管が収縮することで血流が悪くなり痛みが起こります。
枕を自分に合ったものに変えることがおすすめです。
また、枕とは関係性の低い頭痛もあります。
次の章で症状などを紹介していきますので、緊張型頭痛との判別の参考にしてみてください。
枕との関係性の低い頭痛
枕との関係性の低い頭痛は主に2つあります。
- 偏頭痛
- 群発頭痛
それぞれの症状について詳しく解説します。
対処法についてもご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
偏頭痛
偏頭痛の主な症状は、下記の4点が挙げられます。
- こめかみや頭の一部に波打つような痛み
- 頭、眼の片側に痛みがある
- 音や光で痛みが悪化
- 吐き気を伴う
偏頭痛は、何らかの原因で脳の血管が拡張する際に発生します。
血管が拡張されることで周囲の三叉神経が刺激されて、痛みが発生するのが特徴です。
内服薬の使用や安静で改善されることが多くあります。
群発頭痛
群発頭痛になった時、下記のような症状が現れます。
- 目の奥に強い痛み
- 発作のように痛み、じっとしていられない
- 1〜3ヶ月に渡って1日数回痛む
- 頭痛の時に、涙や鼻水がでる
群発頭痛は、重い頭痛で生活習慣改善や、内服薬では改善されないのが特徴になります。
群発頭痛の症状が当てはまったら、病院の受診をおすすめします。
以上、枕が原因の頭痛とそれ以外の頭痛を紹介してきました。
枕が合わない頭痛の対処法が気になる方も多いはず。
次の章では枕が合わない頭痛が起きてしまった時の対処法を紹介していきます。
枕が合わない頭痛時の対処法
枕が合わない「緊張性頭痛」の対処法は、血流を改善させることです。
主に温めることと、体を動かすことが大切になります。
それぞれの対処法について紹介していきます。
温める
首や肩にホットタオル等を当てて温めることで血流の改善ができ、痛みが和らぎやすくなります。
湯船に浸かって身体全体を温めることも有効です。
体を動かす
緊張性頭痛は、じっとしていることで痛みが出やすいのも特徴です。
適度な運動で身体を動かし、筋肉をほぐすことで痛みが改善されやすくなります。
負荷を減らして筋肉運動が行える水泳が特におすすめです。
内服
手っ取り早く痛みを和らげたい時には、内服もおすすめになります。
カロナール、ロキソニン、イブプロフェンが緊張性頭痛には有効ですが、自己判断での内服は危険です。
必ず医師の診察を受けてから使用することを心がけて下さい。
枕が合わない頭痛の予防
枕が合わない頭痛時の対処法がおわかりいただけたところで、頭痛の予防法が気になる方も多いと思います。
この章では、枕が合わない頭痛の予防法として下記2点を紹介していきます。
- 枕を見直す
- 姿勢の歪み改善
枕を見直す
緊張型頭痛に最も有効なのは、枕を見直すことです。
この章では、セルフチェック項目、見直す際のポイントを紹介していきます。
セルフチェック
枕が合っているかどうかは自身でチェックすることができます。
手軽にできる方法になりますので、ぜひチェックしてみてください。
まずは、仰向けで横になります。
目線をまっすぐ天井を見た時に、わずかに足側に目線が行くようならば自分に合った枕であると言えます。
これができていれば、睡眠中も呼吸がしやすく高すぎず低すぎない枕と言えるでしょう。
見直す際のポイント
枕を見直す際のポイントは3つです。
- 高さ
- 形状
- 素材
高さ
正しい寝姿勢を保てる高さの枕を選ぶようにします。
マットレスに対して首の骨のカーブが15度程度になるものがおすすめです。
形状
自分の寝姿勢に合わせて選びます。
仰向け寝が多い場合は、頭が沈みすぎない波型がおすすめです。
頭が沈みすぎないので無理な姿勢になりにくくなります。
横向きが多い場合は、くぼみ型がおすすめ。
両側が高くなっているので、寝返りで頭が落ちることが少なく自然な寝姿勢を保ちやすくなります。
素材
「やわらかさ」を重視しましょう。
クッション性の高いウレタンや、弾力のあるポリエステルがおすすめです。
自分に合った枕がわからない、どれを選んだら良いのかわからない場合は、枕専門店での購入がおすすめです。
身体の状態を丁寧にヒアリングした上で、最も最適な枕を選んでもらうことができます。
姿勢の歪み改善
枕が合っていないと寝姿勢が崩れ、寝姿勢の崩れは姿勢の歪みにもつながる危険があります。
この章では、寝姿勢の崩れによって起きた姿勢の歪みの改善法を2つ紹介していきます。
ストレッチ
ストレッチは姿勢の歪み改善に最も役立ちます。
足を肩幅程度に開いて右回し左回しを交互に行う骨盤回しや、寝姿勢で足を開いて腰を上げる腰上げがおすすめの方法になります。
1日15分程度行うことが理想ですが、無理なくできる範囲でも大丈夫です。
継続することが大切になります。
整骨院での治療
ストレッチが続かない、もっと手っ取り早く姿勢の歪みを改善したい方には整骨院での治療もおすすめです。
整骨院では、歪みのある部分を探して、アプローチし改善を目指していきます。
整骨院は柔道整復師という国家資格者が常駐しているので、安心して施術を任せることができますよ。
枕が合わないと起こる頭痛以外の症状
枕が合わないと、頭痛以外にも様々な症状が出てくることがあります。
いびき
枕が高すぎる場合に起きます。
高すぎる枕を使用すると、顎が下がり気道が圧迫されていびきをかきやすくなってしまいます。
自覚のある人はもちろん、家族から「いびきが気になる」と忠告を受けた際には、ぜひ注意してください。
枕を低いものに変える、枕の代わりにバスタオルを使用する等の対策が有効です。
睡眠の質低下
合わない枕を使用することで、寝返りを打ちにくくなったり、寝心地の悪さから寝返りを打ちすぎてしまうことがあります。
結果的に睡眠の質が低下し、たくさん寝たはずなのに眠いということも。
肩こり・首こり
合わない枕を使用することで寝姿勢が崩れ、肩や首に負担がかかります。
その結果、肩こりや首こりを誘発させてしまうのです。
腰痛
腰の骨も肩や首からつながっています。
そのため、寝姿勢が崩れると腰痛を引き起こしてしまう可能性があります。
まとめ
この記事では、枕が合わない頭痛の原因、予防法、枕の見直し方、枕が合わないと起こる頭痛以外の症状を紹介してきました。
骨格が一人一人違うため、合う枕も一人一人違うことも事実。
合わない枕を使い続けてしまうことで、知らず知らずのうちに寝姿勢が崩れて頭痛などの症状が出やすくなってしまいます。
頭痛の改善や予防には、自分に合った枕を使用することが大切です。
ぜひこの記事を参考に枕探しや頭痛の改善に役立ててみて下さい。姿勢のゆがみなどの改善は、なかなか自分では改善することができないので、整骨院などを利用するのもおすすめです。