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肩こりの治療は整骨院がおすすめ!国家資格保有で施術も安心
「肩こりを治療したいけれど、整骨院に行っても大丈夫?」とお悩みではありませんか?
日常的によく起こる問題ですが、酷くなると肩が上がらなくなったり、背中や首まで凝ってきたりするのでつらいですよね。
本記事では、このようなお悩みを解決するべく、肩こりの原因から詳しく解説しています。
また、保険適用ができる肩こりと、全額自己負担になる場合の違いについても併せてご覧ください。
肩こりは整骨院に診てもらおう
肩こりはどこに行くと治るのでしょうか?リラクゼーションサロンから整形外科、そして整骨院までさまざまな選択肢があります。
結論から言うと、肩こりの治療は整骨院で受けられます。
そこで以下では、整骨院ではどんな治療ができるのか、また、リラクゼーションサロンや整形外科との違いについて説明します。
また、接骨院との違いについてもまとめたので、ぜひ参考にしてください。
リラクゼーションサロンや整形外科との違い
整骨院(接骨院) | リラクゼーションサロン(整体院) | 整形外科 | |
治療目的 | 急性のケガや痛みに対する対処、応急処置など | ストレスの緩和やリラクゼーションなど | ケガや痛みに対する診察・診断・手術による治療など |
メリット | 肩こりに対して「整復法」「後療法」などを用いながらアプローチしてくれる | 民間サービスのため、リーズナブルな料金の店舗が多い | レントゲンやMRIなどを使い、医学的に判断・治療してくれる |
デメリット | レントゲンの撮影や診察など、原因を特定してもらうことはできない | 施術者が、専門的な知識や技術を持っているとは限らない | 湿布や痛み止めを処方されるだけで終わる場合が多い |
整骨院とリラクゼーションサロン、それから整形外科との違いは、治療目的です。
リラクゼーションサロンだと、民間資格を持った人が施術をしてくれる場所がほとんど。そのため、根本的な改善にはなりにくい点がデメリットです。
肩こりなどの悩みがなく、癒しを求めている場合には、リラクゼーションサロンがおすすめです。
一方、整形外科は医学的に判断してくれます。しかし、肩こりで受診をすると、対症療法と言って一時的に痛みが治まるように、湿布や痛み止めを処方するだけで終わる場合が多いです。
重大な病気が見つかった場合には、手術で根本的な解決も可能です。
でも、手術までは必要がないけど慢性的な肩こりなどへの治療は整形外科だと物足りないと感じる方もいるでしょう。
それに対して、整骨院は手術をせず、肩こりに対して「整復法」「後療法」などを用いながらアプローチしてくれる点が特徴です。
そのため、「肩こりの原因が知りたい」というよりも、「まずは痛みを和らげたい」という方は、治療のファーストステップとして整骨院に頼ることをおすすめします。
もしも整骨院の治療で改善が見られない場合や、整骨院では治療ができないという場合、柔道整復師が整形外科への受診を勧めてくれることもあります。
そのため、「どちらを受診すればいいのかわからない」というときや、「近くに整骨院しかない」という場合も、まずは整骨院を利用して大丈夫です。
整骨院と接骨院の違いは?
整骨院と接骨院は名称が違うだけで、施術内容は同じです。
どちらも「柔道整復師」という国家資格を持った専門家が施術をしてくれます。
そのため、肩こりが気になるときには、整骨院もしくは接骨院を受診するといいですよ。
整骨院ってどんな治療ができるの?
整骨院の専門分野は、骨折・脱臼・打撲・捻挫・肩こりのほか、ぎっくり腰や寝違えなどです。病院と違い、手術をせずに肩こりの改善が期待できます。
損傷を整復や固定をすることによって、日常生活を送れるように施術をしてくれる治療院です。
整骨院は「柔道整復師」が施術をしてくれますが、具体的には、下の3つの方法があります。
よく使われる治療方法
- ズレた骨をもとに戻す「整復法」
- 骨折した骨を固定して回復を図る「固定法」
- 回復を早めるために刺激して治療する「後療法」
前の2つはよく聞くので、分かるのではないでしょうか。
問題は「後療法」ですが、リハビリや電気や光のエネルギーを加えて治療する方法、手を使って体に刺激を加える手技療法、などが代表的な方法として挙げられます。
手技療法はバキッと音がするものではなく、マッサージみたいなもので筋肉や関節の動きを調整するものが多いです。
柔道整復師は脱臼などの柔道整復術、関連法規はもちろん、基礎医学と骨折について勉強をして国家試験に合格した国家資格者です。そのため、技術の面でも安心ですね。
肩こりに悩んでいる方は、国家資格を持った技術力の高い専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
肩こりの原因
肩こりの原因は一体、何が考えられるのでしょうか?いくつか考えられるので、ご紹介します。
肩こりの主な原因は、大きく分けて、下の3つが考えられます。
- 眼精疲労など生活習慣
- 運動不足
- 病気
ここからは、具体的にどのような原因があるのか説明しますね。
眼精疲労など生活習慣が原因
肩こりの原因は、普段の生活に潜んでいることが多いです。
さまざまな原因が考えられますが、最も多いのは「姿勢の悪さ」「眼精疲労」「運動不足」「ストレス」だと言われています。
特に、デスクワークやスマホを長時間使用することによる、肩こりが増加中です。同じ姿勢を続けることによって、首から肩にかけての緊張が起こります。
このような習慣が続くと、肩や首の血流が悪くなって、疲れやすい状態になります。
また、デスクワークでは画面の細かい文字を見続けるという行動もありますが、眼精疲労にもつながってしまうので注意が必要です。
運動不足が原因
肩こりは、血流が悪くなることによって起こります。運動をすることによって、血流が良くなって肩こりの改善につながります。
運動不足で起こる肩こりの場合、筋肉を動かすことに意味があります。
ハードな筋トレではなく、散歩やウォーキングなど軽めの運動で大丈夫です。難しければストレッチでも効果は期待できますよ。
おすすめは日常生活の中で運動を取り入れることです。たとえば通勤途中で必ず階段を使用するようにすることや、就寝前に軽いストレッチをする習慣をつけるなど、簡単なことから始めていきましょう。
ご自分のライフスタイルに合った、運動方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
病気が原因
病気が原因で肩こりが起こっている場合もあります。肩こりに病気が潜んでいる場合、いくつかのパターンが考えられます。
- 「五十肩」や「腱板断裂」など、肩や関節に異常が生じている
- 「頚椎症」や「椎間板ヘルニア」など、首や肩の骨に異常が生じている
- 「脳動脈瘤」や「狭心症」など、内臓疾患に異常が生じている
このような病気が原因で起こる肩こりの場合、通常より激しい痛みを伴うことが多いです。中には、吐き気を催すことも…。単なる肩こりだと思っていると、重大な病気が潜んでいることもあります。
病気が原因だと、医療機関でしか対処ができません。整骨院では、受診が必要な可能性も判断してくれます。そのため、まずは整骨院に行ってみることをおすすめです。
整骨院の保険診療について
整骨院で肩こりを治療した場合、保険診療と自費治療になるときは違いがあります。
どういった差があるのでしょうか。料金にも違いが出てくるので、気になるところですよね。
そこで以下では、どういったときに保険適応になるのか、詳しくまとめました。
保険適用されるもの
保険適用される肩こりは、原因が明確なものです。具体的に、5w1h=「いつ、どこで、誰が、どうして、そうなったのか」が分かっているときに限られます。
たとえば交通事故の数日後に肩が痛くなり始めたときや、デスクワーク中に肩を回した瞬間に痛みが生じたときなど、そういった場合は保険適用ができる可能性があります。
脱臼・骨折に関しては医師の診断が必要です。その場合は整骨院で聞くと、受診の必要があるのか判断もしてくれます。
自費治療
自費治療になるのは、保険適用される場合と逆で原因がはっきりしない場合ですね。
具体的には、以下のような状況が考えられます。
保険適用されない肩こり
- 慢性的な肩こり
- 疲れによる肩こり
- 運動不足による肩こり
- スポーツによる筋肉疲労
- ストレスや緊張による肩こり
「自然に」「いつの間にか」「年とともに」「疲れがたまって」などの場合は、保険治療はできません。急性的な場合のみ保険適用が期待できます。
保険適用できるか判断して、利用できる場合は積極的に健康保険を利用するといいですね。
整骨院に行ってつらい肩こりを治療しよう
慢性的な肩こりを抱えていると、ついつい放置しがちになりますよね。
整骨院で治療することで、改善が期待できるので、困っている方は行ってみてはいかがでしょうか。
しかし、原因がハッキリしない肩こりは保険が適用されません。
5w1h(いつ、どこで、誰が、どうして、そうなったのか)が明確ではないと、自費治療になってしまいます。
しっかりとご自分の状況を見極めて、当てはまる場合は整骨院で話すようにすると費用負担が軽くなります。
このようなことを踏まえて、肩こりを整骨院で治療して長年の不調をスッキリさせましょう。