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野球肩の早期回復は整骨院へ・治療内容や予防について
「野球肩になってしまったらもう治らないのかな」
「野球肩で休むとライバルに抜かされてしまいそう」
こんな風に感じている方も、多いのではないでしょうか?
「野球肩になったぐらいで休みたくない」と考えている方は、要注意!
なぜなら、野球肩を放置してしまうと、日常生活が満足に送れなくなったり二度とスポーツができなくなったりする可能性もあるからです。
そうならないためにもこのページでは、野球肩について3つのポイントをまとめました!
- 野球肩の症状
- 野球肩の原因
- 野球肩の治療内容
ぜひこのページを見て、今日から野球肩が気にならない状態を目指してくださいね。
野球肩の症状
野球肩とは、腕を大きく振る動作、ボールを投げたり打ったりする動作を繰り返し行うことで痛みが生じるスポーツ障害のことです。
スポーツ後の痛みがメインで、症状が重症化すると、日常生活にも支障をきたします。
日常生活に支障をきたさないためにも、肩の痛みに気付いたた段階で整骨院へ行きましょう!
とはいえ、「どういった症状で整骨院へ行けばいいの?」と気になる方も多いと思います。
野球肩の主な症状は以下のとおりです。
- 肩を使った動作ができない
- 肩が腫れている
- 肩に熱を持っている
これらの症状が出ていれば、野球肩の可能性が高いので、注意してください。
次に、野球肩に関係する「インピンジメント症候群」「リトルリーグショルダー」「ルーズショルダー」について解説します。
インピンジメント症候群
インピンジメント症候群とは、野球のスローイング動作を繰り返すことで、引き起こされる野球肩のことです。
肩関節の靭帯が上腕骨の上部に衝突し、炎症が生じ、継続してスローイング動作を続けていると痛みに変わります。
腕を90度上げた辺りで痛みや違和感が生じるのが主な症状です。
該当する方は、インピンジメント症候群を疑いましょう。
リトルリーグショルダー
リトルリーグショルダーとは、成長期の子どもに起こりやすい野球肩のことです。
子どもの骨の端には、成長線という軟骨組織があり、肩への負荷を繰り返しかけることで、損傷を起こします。
その結果、肩に痛みを生じてしまい、重症化すると野球ができなくなります。
主な症状は、投球時や投球後に肩をひねった痛みです。
該当していた場合は、重症化する前に整骨院へ連れていきましょう。
ルーズショルダー
ルーズショルダーとは、生まれつき肩関節が緩く、肩の可動域が広すぎる人に発症しやすい野球肩のことです。
肩の可動域が広すぎる人が野球やテニスといった肩を頻繁に使うスポーツをすると、肩回りの組織が損傷して、痛みが生じることがあります。
また、主な症状は、肩の痛みや脱力感です。
自分がルーズショルダーと認知している方は、できるだけ肩を使うスポーツを控えるか、肩を使わないファーストをポジションにしましょう。
野球肩の原因
野球肩の原因は以下のとおりです。
- 肩の遣い過ぎ
- 外傷によるもの
- 成長期によって引き起こされる
肩の使い過ぎ
野球肩になってしまう原因の1つ目は、「肩の使い過ぎ」です。
肩を使うポジションの方に多く、投球動作の繰り返しで肩に衝撃がかかることで、炎症や損傷を引き起こします。
痛みに気づいたときには重症化していることが多いので、常に柔軟性を高めたり肩や肩甲骨周りの筋力トレーニングを行いましょう。
練習を休みたくないからと痛みを我慢、放置していると日常生活にも支障をきたすので、すぐに整骨院へ行ってください。
外傷によるもの
野球肩になってしまう原因の2つ目は、「外傷によるもの」です。
外傷によるものには、ピッチャーがマウンドに肩を押さえてうずくまったり、外野からボールを投げて肩が抜けそうになったり、急に痛みが生じるものばかりです。
外傷によるものの場合、野球肩以外にも脱臼や腱板損傷、骨折などが考えられるので、必ず整骨院で診断してもらいましょう!
成長期によって引き起こされる
野球肩になってしまう原因の3つ目は、「成長期によって引き起こされる」ものです。
先述した通り、リトルリーグショルダーは3つ目の原因に当てはまります。
成長期は、骨になっていない成長軟骨が多く、繰り返しの動作によって、成長軟骨を損傷させます。
成長期の子どもの場合、野球肩を放置してえば、野球が続けられなくなったり成長後の腕の長さが異なったり、さまざまな後遺症が残り続けます。
子どもの夢を奪わないためにも、普段の行動を観察しておき、痛そうにしていればコミュニケーションを図ってチェックしてくださいね。
野球肩を早く治すには
野球肩を早く治すには、とりあえず安静にすることが大切で、痛みが強い場合は、整骨院での治療を推奨します。
整骨院での治療を推奨する理由は、以下のとおりです。
- 超音波エコーやMRIで専門的な治療を行ってくれるから
- 野球肩を根本的に治すためのリハビリを行ってくれるから
早く治すためには、スポーツをしていない日常生活の過ごし方が重要です。
整骨院では、日常生活でもできるアイシングやストレッチなどを教えてくれます。
そのため、痛みや違和感が表れたらすぐに整骨院へ行きましょう!
とはいえ、「痛みが再度表れないのか?」と思うこともあるでしょう。
そういった方に向けて、次に野球肩の予防法を解説します。
野球肩の予防法
野球肩の予防法は、以下のとおりです。
- スポーツ前後のケアを疎かにしない
- 全身の柔軟性を高める
- 体幹トレーニングを行う
再度野球肩にならないためにも、日々のケアが重要です。
特に、スポーツを始める前と終わったときは、肩に緊張が走っているので、ほぐす必要があります。
ほぐすためにも、腕や肩を伸ばすストレッチやアイシングをケアとして取り入れましょう。
また、全身の柔軟性や体幹を鍛えることで、野球肩の再発を防げます。
また、野球肩になってしまったときでも柔軟性を高めたり体幹を鍛えたりはできるので、積極的に取り入れて、更にパワーアップをした状態での復帰を目指しましょう!
野球肩の治療内容
野球肩の治療内容は以下のとおりです。
- 理学療法
- 手術治療
主に、整骨院や整形外科での治療をメインで紹介しています。
これから整骨院や整形外科を受診する方は、ぜひ参考にしてください。
理学療法
野球肩の治療の1つ目は、「理学療法」です。
理学療法には、高周波温熱治療や超音波治療などの機械を使う治療や、身体の使い方やバランスを整えるリハビリテーションなどが治療内容として用意されています。
また、理学療法の中には炎症や損傷を防ぐために、ヒアルロン酸を注入した注射を打つことも。
整骨院では、主に理学療法をメインとしています。
そのため、すでに発症している痛みはもちろん、日常生活での治療内容や野球肩が治ったあとの過ごし方についても的確にアドバイスしてくれます。
野球肩かどうかの判断がつかず、どこに行けばいいかわからない方は、整骨院の受診がおすすめです。
手術治療
野球肩の治療の2つ目は、「手術治療」です。
野球肩の手術は以下の2通りに分かれます。
- 骨を切って、圧を取り除く方法
- 関節内の壊死した組織を取り除く方法
野球肩の場合、6か月ほど理学療法で症状の経過を見ます。
理学療法で症状が改善しない方は手術治療へ移るので、いきなり手術することはありません。
「手術になるかも」と焦らず、理学療法で様子を見ていきましょう。
野球肩を甘く見てはダメ!取り返しのつかないことに
このページでは、「野球肩の治療内容について知りたい」という方に向けて、症状や原因、治療内容を紹介しました。
野球肩は、スポーツをしていれば誰にでも起こりうるスポーツ障害です。
とはいえ、野球肩を軽い怪我と思って放置していると、取り返しのつかないことになります。
特に、子どもの場合は気付かないところで発症している場合があるので、日々の行動をチェックしてあげてくださいね。
また、野球肩かどうかの判断がつかず、どこに行けばいいかわからない場合や、野球肩を早期改善したい方は、整骨院に頼りましょう。