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高血圧による病気・リスクを解説!今からできる改善策も
「高血圧を改善したい」「病院で血圧が高すぎると言われた」
このようなお悩みがあるとき、高血圧にはどのような悪影響があるのか気になりますよね。
中には何をすれば高血圧が改善するのか気になる方もいると思います。
本記事では、このような疑問を解決すべく、高血圧による病気・リスクについてまとめました。
また、高血圧のリスクを下げる方法を知りたい人に向けて、今からできる高血圧の改善策についてもまとめています。
高血圧の判断基準
高血圧の判断基準は、最高血圧が135mmHg以上か最低血圧が85mmHg以上なことです。
最低血圧か最高血圧どちらかが当てはまれば高血圧と言えるでしょう。
詳しい高血圧の基準は、以下のとおりです。
分類 | 上の血圧 | 下の血圧 | |
正常血圧 | 115mmHg未満 | かつ | 75mmHg未満 |
正常の範囲内だが高血圧 | 115~124mmHg | かつ | 75mmHg未満 |
正常の範囲内だが高めの血圧 | 125~134mmHg | かつ/または | 75~84mmHg |
Ⅰ度高血圧 | 135~144mmHg | かつ/または | 85~89mmHg |
Ⅱ度高血圧 | 145~159mmHg | かつ/または | 90~99mmHg |
Ⅲ度高血圧 | 160mmHg以上 | かつ/または | 100mmHg以上 |
上記は家庭で血圧を測った場合の基準ですので、チェックしてみてください。
なお、基準が2つあるのは、病院で測ると緊張によって血圧が高くなる場合が考えられるからです。
そのため、1度だけ血圧が基準以上の数値が出ても、高血圧とは判断されにくいです。診察室で計測し、正常より血圧が高い数値が繰り返し出る場合に高血圧と診断されることがほとんどでしょう。
正常高血圧の人は、食生活や運動に気を付けるだけで改善することが多いです。本格的な高血圧になる前にしっかりと対処しておきましょう。
高血圧を予防したい人は、整骨院に行くのもおすすめです。自分に合った食生活や運動方法をアドバイスしてくれる場合があるので、血圧を下げるコツについて相談してみましょう。
高血圧による健康リスク
高血圧による健康リスクは、以下のような病気があります。
- 脳梗塞
- 心筋梗塞
- 頭痛
- 耳鳴り
- 腰痛
このような健康リスクがあるため、放置せず適切な対処を行いましょう。以下で、高血圧による健康リスクについて解説します。
脳梗塞
高血圧を放置していると、脳の血管が詰まる可能性があります。
脳梗塞や脳出血などになってしまうと、たとえ命が助かったとしても重い障害が残る可能性も。
脳梗塞の前兆は、以下のようなものがあります。
- 食事中にお箸を落とすことが増えた
- 手がしびれる
- 物が二重に見える
- 言葉がうまく出ない
- よく転ぶようになった
自分に当てはまる脳梗塞の症状がある方は、できるだけ早めに病院や健康診断に行くようにしましょう。
心筋梗塞
高血圧を放置していると、心筋に酸素や栄養分を送る血管「冠動脈」が詰まる可能性があります。心筋梗塞の特徴としては、胸に痛みや圧迫感が生じることです。
急性心筋梗塞の場合は気付いた時には遅く、死に至るケースもあるので注意しましょう。思い当たる症状がある方は早めに病院の受診をおすすめします。
頭痛
急激に血圧が上がった場合は頭痛が起こる可能性があります。
少しの時間でいきなり高血圧が進行すると、脳内の血圧を調整する機能が壊れます。それによって脳に過度な負担が起こって、頭痛が発生するという仕組みです。
また、頭痛以外にも腎臓や心臓など全身に悪影響が出る場合もあります。
血圧を下げる必要があるのですが、ここまでくると日々の生活習慣では改善できないことが多いです。
ほかにも吐き気、意識障害、けいれんなどの症状が起こっていたら、すぐに救急車を呼んだ方が良いでしょう。
耳鳴り
高血圧は自覚症状があることが少なく、たまに耳鳴りを感じる方がいらっしゃいます。高血圧における耳鳴りの特徴は、「ドクンドクン」「ザーザー」といった音なことが多いです。
この耳鳴りは耳の近くで障害が起きているときに起こりやすいです。つまり、血の流れる音が耳鳴りとして聞こえているのです。
上記の耳鳴りが生じている方は、早めに内科や循環器科などの病院を受診することをおすすめします。
腰痛
高血圧で脂肪が増えると、腰の負担が大きくなると起こりやすいのが腰痛です。
さらに、高血圧に加えて腎臓の病気を合併していると、腰の痛みが発生します。普段からお酒を飲んでいる人に多く出る症状です。
腰痛や肩こりなどの自覚症状が現れているときは、かなり高血圧が進行していると言えるでしょう。高血圧を改善したい場合は、まず病院を受診してください。
病院で問題がないと分かったら、整骨院で適切な治療をしてもらうのが良いでしょう。
高血圧の改善法
高血圧の改善法は、以下のポイントに気を付けることが大切です!
- 食事
- 運動
- 服装
- 入浴
高血圧を改善するには、体の温度差を5度以内に保つことが重要です。
寒暖差があると血管が収縮して、血圧が急上昇しやすいためです。
高血圧のリスクを回避するには、寒いときは服を着こむ、お風呂に入るときはぬるま湯にするなどを意識してくださいね。
以下で、さらに詳しい高血圧の改善法について紹介します。
食事
高血圧を改善するために、塩は1日6gを目安にしましょう。塩分を摂りすぎると、体内に水が溜まりすぎて血流量が増加します。
血流が増えると高血圧になりやすいので注意してくださいね。
具体的な食事における減塩のコツは、以下のとおりです。
- 漬物は控えるか、塩が少ないものを作る
- 麺類の汁は残す
- 新鮮な食材を使用
- みそ汁は具をたくさん入れる
- 調味料は味を見ながら薄味に調整
- 調味料を塩が少ないものに変える
- こしょうや七味などの酸味を組み合わせる
- 外食や加工食品は控える
麺類の汁をすべて残せば、約2~3gの減塩ができます。塩が少ない調味料として、酢、ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシングなどがあるので上手に活用しましょう。
運動
高血圧を改善するため、散歩やラジオ体操など軽い運動をするのもおすすめです。運動量の目安としては毎日、30分程度の有酸素運動です。そうすることで高血圧のリスクが下がると言われています。
注意点としては運動をしていて、以下のような症状が起こったら中断して医師に相談してくださいね。
- 胸がドキドキする
- 息切れが強い
- 頭がフラフラする
人によって状況が違うので、医師にどの程度なら運動をしても良いか尋ねてから行いましょう。
服装
高血圧のリスクを下げたい場合は、寒暖差が出ないように服装に気を付けましょう。暖かいところから寒いところに移動すると、血管が収縮して高血圧になりやすいためです。
そのほかにも室内と外気の温度差が5度以内になるよう、冷暖房を設定することもおすすめします。
具体的には、以下のような行動を心がけることが大切です。
- 冬に外へ出るとき、マスクやマフラーでできるだけ肌を出さない
- 部屋の中でも、温度差が出ないように暖房や服装に気を付ける
これは冬だけでなく、夏でも起こります。冷房が効きすぎた部屋から暑い外に出た場合でも高血圧になりやすくなります。
高血圧リスクを下げたい場合は、クーラーを使用するときに温度差があまり出ないようにするのがおすすめですよ。
入浴
高血圧リスクを下げるために、入浴はぬるめのお風呂(約40度)に5~10分程度つかるようにしましょう。
冬は寒い脱衣所に出ると高血圧になって、熱いお風呂に入るとさらに血圧が上昇します。そして、お風呂に浸かっていると血圧は徐々に落ち着いてくるのです。
高血圧における入浴の注意点は以下3つです。
- 42度以上の熱いお湯に入らない
- 長湯はせず、5~10分程度にする
- お風呂場は暖房をかけて暖かい状態で使用
上記のように入浴の際は温度差を少なくすると、高血圧が悪化するリスクを防げますよ。
高血圧のときは食事や運動を見直そう!
高血圧はさまざまな病気を引き起こすリスクがあります。
高血圧のリスクを下げるために食生活や運動の見直しが大切です。
寒暖差を5度以内にすることで、急な血圧の上昇を防げるので試してみてくださいね。
高血圧対策のためにも生活習慣を改善して、病気の心配がない元気な日々を送れるようにしましょう。