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突き指の応急処置・放置せず治療は整骨院へ
「突き指になってすぐ治るだろうと放置していたけど、未だに痛みや腫れが続いている」
このようなケースは、実は危険です。すぐに整骨院、整形外科を受診しましょう。
なぜなら、突き指の痛みや腫れをそのまま放置していると、後遺症を引き起こしてしまうかもしれないからです…。
今回は、突き指になって不安を抱えている方に向けて、突き指をしてしまったときの応急処置の方法や整骨院についてまとめました。
また、整形外科のどちらを受診すればいいのか、早期回復のためのポイントについても紹介します。
後遺症についても詳しく記載しているので、ぜひ参考にしてください。
突き指してしまったときの応急処置
突き指してしまったときは、「RICE処置」を行いましょう。
RICE処置とは、突き指や肉離れ、打撲、捻挫などの外傷を受けた時に用いる応急処置方法です。
- R(Rest):患部を安静に保つ
- I(Iching):氷水で腫れを抑える、痛みを軽減させる
- C(Compression):後腫れが酷くならないよう圧迫する
- E(Elevation):血流を下げないために、心臓よりも上に患部を高くする
RICE処置を行う際に、患部を引っ張ったり無理に曲げたりすると、症状が悪化します。
まずは、固定具を痛みや腫れがある患部に当てて、包帯やテープで巻き、動かないように固定してくださいね。
包帯やテープで強く巻いてしまうと、抹消の血流不全を引き起こすので、固定するときは加減しましょう。
あくまでRICE処置は、整骨院や整形外科に行くまでに少しでも症状を悪化させないための応急処置に過ぎません。
「突き指なんかみんななるし、応急処置さえしとけば大丈夫」と思わず、すぐに整骨院や整形外科を受診しましょう。
突き指の治療は整骨院へ
突き指の治療は、基本的に整骨院へ行きましょう。
しかし、症状によっては整形外科への受診も検討しなくてはいけません。
ここからは、「整骨院」「整形外科」のそれぞれの治療方法や受診症状を解説します。
症状に当てはまる方は、自己判断でどちらへの受診を希望するか検討してくださいね。
整骨院での治療方法
整骨院での治療方法は、以下のとおりです。
- 炎症をとる湿布の処方
- アイシングやテーピング
- 痛みを少しでも和らげるマッサージ
- エコーやレントゲンの撮影
「指が少し曲がりそう」「痛みや腫れがそこまでひどくない」といった軽傷な場合に整骨院に受診しましょう。
とはいえ、突き指になった人の多くは、どちらに受診すればいいか分からない方も居ると思います。
その場合は、お近くの整骨院を受診してみてくださいね。
突き指の場合、軽傷であっても患部をむやみに動かしたり引っ張ったりしてはいけません。
自己判断で治療するのではなく、必ず整骨院の先生の指示に従いましょう。
痛みがひどい場合は整形外科へ
突き指になって痛みや腫れがひどい場合は、整形外科への受診を検討しましょう。
整形外科へは、「指が曲がらない」「指の痛みや腫れが強すぎる」「指に内出血が起こっている」といった中傷〜重症の場合に受診をおすすめします。
整形外科では、痛みや腫れを和らげる軟膏クリームや痛み止め、湿布を処方してくれます。
また、指の腱が切れている場合や骨に異常がある場合は、骨を固定する手術を実施する場合も…。
痛みや腫れを我慢して放置しすぎていると、手術する可能性が高まるので、注意してくださいね。
早期回復のためのポイント
早期回復のためのポイントは以下の3つです。
- 間違った処置を行わない
- 整骨院選びを適切に行う
- RICE処置についての知識を深める
それぞれが早期回復のためのポイントとなる理由について、詳しく解説します。
間違った処置を行わない
早期回復のためのポイントの1つ目は、間違った処置を行わないことです。
突き指の間違った処置は以下のとおりです。
- 指を引っ張る
- 湿布で冷やそうとする
- 患部を揉んだり触ったりする
突き指を悪化させないためにも、指を引っ張ったり揉んだりするのはやめましょう。
突き指で大事なことは、指を固定し安静に過ごすことです。
適切な処置を理解し、1日でも早く突き指の痛みから解放されましょう。
整骨院選びを適切に行う
早期回復のためのポイントの2つ目は、整骨院選びを適切に行うことです。
突き指で整骨院を受診した場合、基本的には痛み止めや湿布の処方で終了し、後は自然治癒力に任せる方法が取られます。
突き指を早期回復の方に持って行くためにも、突き指の治療について独自の治療を行っている整骨院やエコー/レントゲン機器を取り入れている整骨院を受診しましょう。
せっかくお金を払い、時間を削って整骨院に行くのであれば、突き指の処置について理解がある整骨院を選びましょう。
RICE処置についての知識を深める
早期回復のためのポイントの3つ目は、RICE処置についての理解を深めることです。
先述した通り、RICE処置とは患部を固定し、冷やして熱を取り後腫れを抑えるために患部を圧迫、血流が下がらないために心臓よりも高い位置に患部を上げて、突き指の悪化を防ぐ応急処置です。
痛みが続く場合であれば、袋に氷水を入れて、患部を冷やす方法やテーピングや包帯で固定する方法もあります。
RICE処置の知識は、突き指以外の怪我でも活用できるので、知識を深めてくださいね。
放置で後遺症が残ることがあるので注意
突き指を放置しておくと、「指が曲がらない、曲がった状態になる」「神経に影響を及ぼす」などさまざまな後遺症が残るので、注意しましょう。
後遺症が残る重症な突き指は以下のとおりです。
- 指を曲げれない
- 指に激痛が走っている
- 指が大きく腫れている
- 指に内出血があり、広がっている
突き指が酷いと、靭帯が完全に切れていたり指関節がぐらぐらしたりします。
軽傷の場合、治療期間は1〜2週間、重症の場合は2〜3か月ほどの治療期間を要します。
上記の症状が2週間以上続いている場合は、指の腱が切れているか骨に異常がある可能性が高いので、整骨院、整形外科を受診しましょう。
突き指を甘く見てはダメ!整骨院で早期治療を
このページでは、「突き指の処置方法を知りたい方」に向けて、応急処置の方法や整骨院、整形外科のどちらに受診をすればいいのか、早期回復のためのポイント、後遺症について紹介しました。
突き指は痛みや腫れが残ったまま放置し続けていると、後遺症が発生する危険な怪我です。
整骨院や整形外科での早期治療がカギなので、早めに受診しましょう!