肉離れの応急処置・治療方法を解説!肉離れを早く治すためのポイント

肉離れの治療

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「運動をしていたら、急に太ももに激痛が走った……」

このような肉離れの症状が起こったとき、まず「何をすれば痛みが和らぐのか?」と気になりますよね。

できるだけ早く痛みを抑えて、「元通り歩けるようになりたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、このようなお悩みを解決すべく、肉離れの応急処置・治療方法についてまとめました。

また、早く痛みを緩和させたい人に向けて、肉離れを早く治すためのポイントも解説しています。

目次

肉離れとは?

肉離れは、太ももやふくらはぎの筋肉が切れる怪我です。

炎症や内出血が起こって、肉離れした部分が腫れて、いつものように歩けないほどの痛みが生じます。

まれに筋肉が完全に切れることもあるので甘く見てはいけません。

成長期には筋肉が骨の付け根を引っ張りやすいので、筋肉の瞬間的な収縮によって発生する骨折「剥離骨折(はくりこっせつ)」につながる可能性もあります。

肉離れが起こったら、できるだけ早めに整骨院や病院など筋肉の専門家に相談しましょう。

肉離れの原因

肉離れの原因は以下のようなことが考えられます。

  • 準備体操を十分に行わなかった
  • 疲れが溜まっていた
  • 急激な運動をした

上記のような行動をすると、筋肉の繊維が傷ついて肉離れが起こります。

急激な運動とは準備体操をせずに、急なダッシュやジャンプを行うことです。

肉離れはスポーツをしているときだけでなく、筋肉が疲れたり弱ったりしているとちょっとした運動や階段の登り降りだけで痛みが生じます。

肉離れを防ぐには、日ごろから運動の前には準備体操を行うことが大切です。予防方法を教えてくれる場合があるので、肉離れを治したい方は整骨院に相談しましょう。

肉離れの症状

肉離れの症状はスポーツをしているとき、ふくらはぎの内側の中央に痛みが生じることです。また、肉離れの痛みは太ももに起こる場合もあります。

肉離れは筋肉に大量の出血が起こっているため、体重をかけると痛みが生じていつものように歩けなくなるのでなるべく安静に過ごすよう心がけてください。

小学校高学年ぐらいからは太ももに肉離れが起こりやすくなりますが、中高年に起こる肉離れでは、ふくらはぎの筋肉に多く見られます。

なお、ふくらはぎの肉離れはテニスをすると起こりやすいので、テニスレッグとも呼ばれています。

ボールを素早く取ろうとして瞬間的に動くと、筋肉も急に伸び縮みして筋肉が切れてしまうのです。

肉離れは筋肉に大量の出血が起こっている状態なので、速やかに以下で解説しているような応急処置を行いましょう。

肉離れの応急処置について

肉離れの応急処置は以下の手順で行えます。

  1. 肉離れした部分の筋肉を伸ばす
  2. すぐに冷やして圧迫する
  3. ひざを軽く曲げて足を上げる
  4. 移動するときは肉離れ部分に体重をかけない

以下で、肉離れの応急処置について詳しくまとめました。

1:肉離れした部分の筋肉を伸ばす

応急処置をするときの姿勢は、ふくらはぎに肉離れが起こっているときは膝を伸ばして行ってください。

ひざを伸ばすと肉離れをした筋肉の傷口がふさがって、出血を止める効果も期待できます。他の筋肉でも同じように、適度に肉離れした部位を伸ばすようにしましょう。

2:すぐに冷やして圧迫する

次に肉離れの部分を水に濡れたタオルで冷やしましょう。アイシングは内出血を広がらないようにする効果が期待できます。

冷やすのは長くても30分程度にすることです。

冷やしすぎると肉離れをした部分の筋肉が固くなることにより、回復に必要な血行を悪くしてしまうので、長時間冷やさないよう注意してくださいね。

つづいて、肉離れをしたところの圧迫ですが、手のひらや、冷やすためのゴムバンドやラップで行って大丈夫です。

圧迫の注意点として、力が強すぎると血の流れを完全に止めてしまうので気を付けましょう。

ひざを軽く曲げて足を上げる

整骨院に行くまでの間は、肉離れの痛みを和らげるためにもクッションやタオルなどを使ってひざを軽く曲げて足を上げることが大切です。

また、心臓よりも高い位置にすると肉離れの腫れを防止・軽減する効果があります。

整骨院や病院に行くまでの移動中や待ち時間は、患部を高い位置で固定するなどして過ごしましょう。

移動するときは肉離れ部分に体重をかけない

肉離れの痛みを軽減させるためにも、移動するときは肉離れ部分に体重をかけないようにしましょう。

もっとも推奨されるのは、移動時に誰かに肩を貸してもらったりおぶってもらったりすること。

それができない場合はケンケンでも大丈夫です。移動するときは、肉離れの部分に体重をかけないように移動してくださいね。

治療や診断はどこへ行ったらいいの?

肉離れの治療や診断は整骨院がおすすめです。できるだけ早期治療をすることで、完治までの期間も短くなります。まずは以下で肉離れの重症度を確認してみましょう。

重症度の診断方法

肉離れの重症度を診断する方法は、ふくらはぎの場合は右足を前に出して曲げてストレッチを行うことで分かります。肉離れの重症度は以下のようになっております。

  • 重症:膝を曲げてもストレッチで痛み、つま先立ちができない
  • 中等症:膝を曲げていればストレッチ通が軽い
  • 軽症:ストレッチ痛が軽い

太ももの後ろに肉離れの診断方法

太ももの後ろに肉離れが起こった場合は、仰向けに寝転がって人に足を上げてもらいましょう。

足を上げたときに傷みが出る角度が診断の目安で、重症は30°以下で、中等症は70°~30°になっていて軽症は70°以上の傾向が高いです。

太ももの前に肉離れの診断方法

反対に、太ももの前に肉離れが起こったときは、肉離れの重症度を診断するには、うつ伏せに寝転がります。つづいて膝を曲げて、人に足を上げてもらいます。

足が上がる角度によって重症度を判断をする目安になりますが、重症は45°以下で、中等症は90°~45°、軽症は90°以上です。

どの肉離れも、痛みがあるかどうかで重症度の判断を行います。

肉離れは早期治療が大切なので、軽症と思われる場合でも整骨院で診断してもらいましょう。

また、以下で解説する肉離れの治療・早く回復するための方法も参考にしてくださいね。

肉離れの治療・早く回復するためには

肉離れの治療は、炎症を抑えるために患部を冷やします。

早く回復させるためには、血行促進や食事にたんぱく質を取り入れることが大切です。

血行促進やお風呂にゆっくり入る、ホットタオルで患部を覆う、などの行動で肉離れした部分を温めてください。

早く回復する食事のコツとしては、良質なたんぱく質が豊富に含まれている魚や鶏肉、または大豆を積極的に摂るのがおすすめです。

また、たんぱく質の素を直接摂れるプロテイン、アミノ酸のサプリを利用するのもひとつの方法です。アミノ酸は筋肉の修復を助けてくれて、疲れにくい筋肉を作る効果が期待できます。

完治までの期間

肉離れが完治するまでの期間は軽度だと3~4週間、重度だと1~2か月ほどです。重度の肉離れで歩けるようになるには、3か月かかることもあります。

自然に治るわけではなく、ストレッチやリハビリを経て徐々に運動できる筋肉を戻していきます。

肉離れを完治させたい方は、整骨院でプロと相談しながら1日でも早くスポーツ復帰できるようにしましょう。

肉離れは早期治療が大切!整骨院で治療しましょう

肉離れは早めに整骨院で治療することが大切です!

また、肉離れを起こした直後は冷やして足を高く上げることで肉離れの痛みが緩和します。

炎症が治まったら、お風呂にゆっくり入ったり、たんぱく質が含まれている魚を食べることで治りが早くなりますよ。

できるだけ整骨院で早期治療をして、肉離れを完治させましょう。

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