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肩甲骨が硬いとデメリットがたくさん!肩甲骨をほぐすストレッチ法
「腕が上がらない」「肩が痛い」「頻繁に頭痛が起こる」など、肩甲骨が硬くなることでさまざまなデメリットが現れます。
これを放置したままにしていると、日常生活に支障が現れてしまうかもしれません。
「肩甲骨をほぐすには?」「簡単にできるストレッチがあれば教えて!」という方のために、今回は肩甲骨をほぐすストレッチ法をご紹介します。
肩甲骨をほぐしてストレスフリーの生活を手に入れましょう!
肩甲骨が硬いことによるデメリット
肩甲骨が硬くなってしまうと、以下8つのデメリットが現れます。
- 肩や首が凝る
- 四十肩になりやすくなる
- 頭痛を起こしやすくなる
- 自律神経のバランスが乱れやすくなる
- 太りやすくなる
- 冷え性になる
- 姿勢が悪くなる
- バストが垂れやすくなる
肩甲骨が硬くなるだけでさまざまなデメリットがありますよね。
1つひとつ解説しますので、参考にしてみてください。
デメリット①肩や首が凝る
肩甲骨が硬くなるデメリットの1つに、首や肩が凝ってしまうことがあげられます。まず、肩甲骨のまわりにある筋肉が緊張してしまうと血行不良になってしまいます。
その結果、筋肉の柔軟性が失われ、肩や首が凝ってしまうでしょう。また、血行不良は老廃物の排出をストップさせてしまうため、体にさまざまなトラブルが現れます。
デメリット②四十肩になりやすくなる
肩甲骨が硬くなった状態で腕を上げると、上腕骨上部(じょうわんこつじょうぶ)の大結節(だいけっせつ)と、肩先の出っぱった骨である肩峰(けんぽう)がぶつかりやすくなってしまいます。
そのため、強い痛みで腕が上がらない四十肩になりやすくなることも。
肩甲骨が硬い状態を放置するとこのようなデメリットも現れてしまうのです。
デメリット③頭痛を起こしやすくなる
肩甲骨が硬くなってしまうと偏頭痛を起こしやすくなるのもデメリットの1つです。
「こめかみがズキズキ痛んで仕事に集中できない」という経験はありませんか?
これは、肩甲骨が硬くなり、血行不良が起こって筋肉が固まるためです。
筋肉には老廃物を体外に排出する役割がありますが、固まって動かなくなってしまうとこの機能がすべてストップ。
そのため、老廃物が溜まり頭痛を引き起こすのです。
デメリット④自律神経のバランスが乱れやすくなる
肩甲骨が硬くなると、自律神経のバランスが乱れやすくなるデメリットがあります。
「肩甲骨と自律神経に大きな影響があるようには思えない…」と感じる方もいるでしょう。
しかし、肩甲骨の近くにある背骨周辺には、自律神経が通っているため、非常に密接な関係性があります。
肩甲骨が硬くなると背中全体の筋肉もガチガチに固まってしまい、自律神経のバランスが乱れやすくなってしまうのです。
デメリット⑤太りやすくなる
肩甲骨が硬くなると、なんと太りやすくなってしまうというデメリットもあります。肩甲骨周りの筋力が衰え、基礎代謝は低下。
すると、脂肪が燃えにくい体になってしまい、二の腕、背中、腰回りなどに贅肉が付きやすくなり、太りやすい体質になってしまいます。
デメリット⑥冷え性になる
肩甲骨が硬くなるデメリットには冷え性になってしまう可能性もあります。
肩甲骨周りの筋肉の動きが固まってしまうことで、血行不良が起こり、体全体に血流がいきわたらなくなってしまいます。
すると、手足の先から冷たくなり、冷え性を引き起こしてしまうのです。
デメリット⑦姿勢が悪くなる
肩甲骨が硬くなると姿勢が悪くなってしまいます。
仕事でのパソコン作業やデスクワーク、同じ姿勢でスマートフォンを見続けると、肩甲骨が外に開いたまま固まってしまうでしょう。
そのため、背中が丸まって顎や顔が前に突き出すような形に。端から見ると姿勢が悪くなるデメリットがあるのです。
デメリット⑧バストがたれやすくなる
肩甲骨が硬くなると、女性にとってやっかいなデメリットがあります。それはバストがたれやすくなること。
肩甲骨が外に開いたまま固まってしまうと、胸の大胸筋や小胸筋は縮んでしまいます。すると血行不良が起こり、筋肉にハリがなくなってしまいます。
結果、バストがたれやすい体になってしまうのです。
このように、肩甲骨が硬くなると、日常生活に支障が出たり体のプロポーションが崩れたりしてしまいます。
肩甲骨が硬くなる原因
肩甲骨が硬くなってしまうと、さまざまなデメリットが引き起こされることが分かりました。
このように肩甲骨が硬くなる原因としては、以下のことが考えられます。
- 長時間同じ姿勢のまま
- 運動不足
- まき肩
- 気象病
- ストレス
肩甲骨が硬くなってしまうことは、誰にでも起こりうるのです。
肩甲骨をほぐすストレッチ法
辛い症状の引き金になる肩甲骨が硬くなるのは、放置しているといいことはありません。
しっかりストレッチして、ほぐして少しでも改善できる体づくりを目指すことが大切です。
そこで、「肩甲骨をほぐす方法なんてあるの?」「肩甲骨がほぐれるのなら試してみたい!」という方のために肩甲骨をほぐすストレッチ法を5つご紹介します。
肩甲骨はがしストレッチ
肩甲骨をほぐすストレッチにおすすめなのが肩甲骨はがしストレッチです。このストレッチするタイミングは、起床時と就寝時のたった2回だけ!
ストレッチの方法もとても簡単でおすすめですよ。
- 両肘を曲げて、腕が上がるところまで上げる
- 手を軽く握って鎖骨のあたりに置く
- 5秒かけて息を吐きながら、両肘の位置はできるだけ下げないようにゆっくり後ろに引く。
- 肩甲骨を寄せたまま肘を下げ、脱力する
- 1~4を5回行う
肩甲骨はがしストレッチのポイントは、3番。両肘を後ろに引くとき、肋骨から肩甲骨を「はがす」ことを意識しましょう。
タオルを使った肩甲骨をほぐすストレッチ
続いてはタオルを使った肩甲骨をほぐすストレッチをご紹介します。用意するのはフェイスタオルのみ。
- 用意したタオルは、手の甲を上にして両手で握る
- 1の状態で姿勢をまっすぐに保ち、そのまま腕を上にあげる
- 胸を張張って息を吐きながら、脇をしめて後頭部側へ腕をゆっくり下げる
- 腕を下げられるところまで下げられたら、15~20秒くらいキープ
- 1~4を3回行う
4番のキープ時に、肩甲骨を引き寄せあうようなイメージを持って行うといいでしょう。
もし、痛みが出た場合は中断してください。
また、体が硬く、フェイスタオルで行うのは困難な方はバスタオルに変えても問題ありません。
腕回しストレッチ
腕を回すだけの腕回しストレッチは、硬くなった肩甲骨をほぐす効果が期待できます。外側内側に腕を回すだけで血流をよくしてくれますよ!
- 手首から肘にかけて、左右の腕をしっかりくっつけて、なるべく高い位置に上げる
- 外回しに肘で大きく円を描くようにぐるりと7回、回す
- 外側を回したときと同様に、内回しに7回、回す
このストレッチは、肩甲骨がほぐれるだけでなく、まき肩を改善する効果もあります。
四つん這いストレッチ
四つん這いストレッチは、たったの3ステップで肩甲骨がほぐれ、腕の可動域を広げてくれます。
- 四つ這いの姿勢から肘から小指までをつける
- 四つん這いの体勢でお尻に向かって体を伸ばす
- 1~2を10回繰り返す
起床時や寝る前に布団の上で行うのがおすすめです。
椅子に座ったままストレッチ
パソコン作業、デスクワーク中におすすめなのが、椅子に座ったままできるストレッチです。
このストレッチ法は椅子に座って行うので、ちょっと息抜きにしたいときにおすすめですよ。
- 椅子に深く腰を掛け、首の後ろ、付け根部分に当たるよう両手を組む
- 首が反りすぎないよう注意しながら背もたれに寄りかかり10秒間背中を伸ばす
- お尻を前に少しずつずらして10秒間背中を伸ばす
- 2~3を3回ずつ行う
両手を首の後ろに回し、背中を伸ばすことで肩甲骨がほぐれます。ぜひ試してみてください!
どれも日常生活に取り入れやすいストレッチばかりですので、肩甲骨の硬さが気になる方は試す価値ありですよ!
肩甲骨をほぐしたいときは整骨院へ
肩甲骨を入念にほぐしたい方は、整骨院へ行きましょう。
整骨院の施術者は、全員が国家資格である柔道整復師や鍼灸師であり、人体の仕組みを熟知したプロ集団。
肩甲骨周りの筋肉を揺らしたり、指圧したりしながら体に不必要な負荷をかけずにしっかりほぐします。
体の痛みや、凝り、体質改善がしたい方は一度足を運んでみてください。
また、似たような名前で整体がありますが、整体は国家資格ではなく民間の機関になるので、間違えないように気をつけてくださいね。
肩甲骨の硬さは日々のストレッチで改善可能!
肩甲骨が硬いと血行不良に陥り、肩や首の凝り、頭痛などのトラブルを引き起こすだけでなく、プロポーションにまで影響が出てしまいます。
硬い状態を放置せず、ストレッチすることで肩甲骨はほぐれ、辛い状態が改善されるでしょう。
どれも簡単な方法なものばかりなので、試してみる価値あり!
ストレッチで改善されない、入念にほぐしたい方は、整骨院に足を運ぶのもおすすめですよ!