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肩から腕のしびれの原因・治療やストレッチは有効?
「肩から腕に繋がるしびれが気になる」
「しびれがだんだんひどくなっている」
このようなしびれの原因はさまざまありますが、姿勢がよくないなどが原因で一時的にしびれが出ていることも考えられます。
さらに、しびれを放置してしまうと頚椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんへるにあ)などの病気になってしまうことも。
改善されないしびれが気になる場合は、整骨院でみてもらうことをおすすめします。
本記事では、しびれの原因や病気の種類、自宅でできるしびれ予防のための簡単ストレッチなどを解説しています。
しびれを改善する方法や、ストレッチ法が知りたい方はぜひ参考にしてくださいね。
肩から腕のしびれは問題ない?
肩から腕にかけてのしびれが続くと、「何か病気なのかな?」と心配になりますよね。
肩から腕のしびれの要因は、神経や動脈がさまざまな原因で圧迫されていることです。
しびれといっても一時的なしびれや、慢性的に続くしびれなど幅広い種類があるため、しびれが続く期間や回数など状態をみて適切な対応をすることが大切です。
一時的なしびれ
一時的なしびれの場合は、以下のような原因が考えられます。
- 首の筋肉が緊張して固まることによるしびれ
- 日常生活で悪い姿勢が続くことによるしびれ
- 寝るときの姿勢が悪いことによるしびれ
このようなことが原因でしびれが生じている場合は、数日〜1週間程度で改善されることが多いため、病気の可能性は低くなります。
ただし、なかなかしびれが解消されない場合は、他の病気にかかっている可能性もあるため、専門機関を受診するようにしましょう。
首の筋肉が緊張して固まることによるしびれ
デスクワークやスマホの使いすぎ、運動不足などによって首の筋肉が固くなって凝っている状態が続くと、腕や手がしびれることがあります。
首の筋肉が凝り固まることで、筋肉付近にある神経が圧迫されてしびれが生じます。
日常生活で悪い姿勢が続くことによるしびれ
普段から悪い姿勢が続くことで、首に負担がかかり腕や手にしびれが生じる可能性があります。
日常生活の中でも、良い姿勢を意識したりストレッチをしたりして首に疲労を溜めないようにすることが大切ですよ。
寝るときの姿勢が悪いことによるしびれ
腕や肩のしびれは寝ているときの姿勢にも注意が必要です。
腕枕をしていたり、腕を下にしたまま寝ていたりしてしまうと、血管が圧迫されて上半身の血流が悪くなります。
その結果、神経が圧迫されてしびれが生じてしまいます。
寝るときの姿勢はできるだけ腕を圧迫しないように気をつけましょう。
繰り返す場合は病気が原因の可能性も
ここまでは、日常生活で生じやすいしびれの原因を紹介しました。
基本的には数日〜1週間程度で落ち着きます。
しかし以下のような症状に当てはまる場合は、何らかの病気にかかっている可能性も。
- 1週間に3〜4回以上しびれが繰り返し生じる
- しびれ以外にも気になる症状や体のだるさがある
- 一定期間放置してもなかなか改善されない
1つでも当てはまることがあれば、整骨院でみてもらうことをおすすめします!
肩から腕のしびれが起こる病気
肩や腕のしびれが生じる病気はさまざまありますが、多く見られる病気としては以下の3つが挙げられます。
- 胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)
- 頚椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)
- 頚椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんへるにあ)
どの病気でも放置したままだと悪化してしまう場合があります。
そのため、しびれがなかなか治らないときは、早めに整骨院でみてもらうようにしてくださいね。
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)
胸郭出口症候群とは、痛みやピリピリとしたしびれが生じる病気です。
首と胸の間にある神経が圧迫されることが原因です。
特に女性でなで肩の傾向がある人は、神経が圧迫されやすく症状が出やすいと言われています。
また、胸部出口症候群は、肩こりも起こりやすくなることも。
そのため、以下のような症状が気になる方は、胸部出口症候群の可能性があります。
- 腕を挙げる動作で痛みやしびれが生じる
- 慢性的な肩こりが続いている
- 腕のだるさが続くことがある
- 手の指のしびれが気になる
- 首を動かすとしびれが悪化する
このような症状が1つでも当てはまれば、整骨院で一度みてもらうようにしましょう!
また、日頃から重い荷物を持っている人や、バレーボールやバスケットボールなどのスポーツをしている人も発症しやすいと言われているので、注意するようにしてくださいね。
頚椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)
腕のしびれが気になるときや、肩こりが気になるときにおすすめなストレッチです。
頚椎症性神経根症は、ジリジリとするしびれが特徴です。
年齢を重ねることで、背骨と背骨を繋ぐ軟骨などにより神経が圧迫されることが主な原因です。
特にスマホやタブレット、パソコンなどを日常的に使用している人は、症状が現れやすいと言われています。
頚椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニア
手足の感覚が鈍くなる、足がもつれることがある、手足のしびれが気になるなどの症状がある場合は、頚椎椎間板ヘルニアの可能性があります。
こちらも加齢による神経や筋肉の変化によるものが原因です。
特に長時間同じ姿勢で仕事をする人や、腰に負担がかかるような重い荷物を持つ人などが発症しやすいと言われています。
治療はどこを受診すればいいの?
一時的なしびれの場合は、少し様子を見たり、ストレッチをしたりすることで改善されます。
しかし、しびれがひどくなっている気がする、何度も同じしびれに悩まされることがあるなど気になる症状がある場合は、整骨院で状態を確認してもらうことをおすすめします。
症状を放っておくと、日常生活に支障をきたすだけではなく、病気になってしまったり、回復まで時間がかかってしまうことがあります。無理せずに早めに相談しましょう。
整骨院では国家資格を持っているプロのスタッフによる施術が受けられます。
しびれの状態を確認して、その人にあった施術やアドバイスもしてもらえるので、ぜひ相談してみてくださいね。
自宅でできるストレッチでしびれを予防
腕や手のしびれは、血行不良や筋肉が固まってしまうことが要因で引き起こされている可能性があります。
ストレッチで血行を促進したり、筋肉の柔軟性をキープしておくことで予防できます。
以下では、自宅でもできるストレッチを3つ紹介しますね。
立っている状態で簡単にできるストレッチ
- 腕を広げて片方の手を壁の肩より少し高い位置につけます。
- 体を反対側にねじります。
- 5〜10秒姿勢をキープします。
このストレッチをすれば、一人でも腕や胸部を伸ばすことができますよ。
左右で1セット5回を目安に伸ばすようにするのがおすすめです!
タオルを使った簡単ストレッチ
次に自宅にあるタオルを使って簡単にできるストレッチを紹介します。
- タオルの両端を両手で持ちます。
- そのまま頭の上を通して、後ろで上下に動かします。
- 10回程度を目安に動かして肩や腕を伸ばします。
3〜5セットを目安に挑戦してみてください。
特にお風呂上がりや、寝る前に行うことでリラックスできますよ!
首のストレッチで肩や腕のしびれを予防
しびれの原因は、首の凝りのケースもあるため、しびれの予防として首のストレッチもおすすめです。
- 両手を組んで、後頭部に手をあてます。
- 首を前に傾けます。
- 15秒〜30秒キープします。
ストレッチをするときは、力を入れて無理やり押さないように注意しましょう。
また、背中が猫背になりやすいので、背筋はなるべく伸ばすようにしてくださいね。
腕のしびれは整骨院へ。自宅ストレッチで予防効果も
ここまで、肩から腕に生じるしびれの原因や、治療に関して、しびれ予防のためのストレッチなどを解説してきました。
腕のしびれは、一時的なしびれの場合は問題ありませんが、繰り返し生じるしびれや痛みは何らかの病気の可能性があります。
しびれが気になる場合は、国家資格を持つスタッフがいる整骨院がおすすめですよ。
また、予防策として自宅でできるストレッチもおすすめ。できることから習慣化していきましょう!