二の腕のピリピリした痛みは神経痛!?考えられる病気や治療法は?

二の腕の痛み

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腕の感覚にかかわる神経が押されて、痛みやしびれが起こることがあります。また、腕そのものの筋肉・神経・血管などの病気でも痛みが起こります。

頸椎椎間板けいついついかんばんヘルニア、頚椎症性脊髄せきずい症、頚椎症性神経根症、後縦靱帯こうじゅうじんたい骨化症・黄色靱帯おうしょくじんたい骨化症

これらの病気では、首あたりの脊髄や、脊髄に近い神経が押され、痛みが起こります。首の向きによって骨のすき間の広さが変わるため、痛み・しびれの程度も変わります。

頸頚弯症候群・VDT症候群

パソコンを使う仕事などで、タイピング操作など同じ動作を繰り返すことにより、首・肩・腕のコリ、痛み、しびれ、筋力低下などが起こる状態です。目の疲れ、乾き、視力低下なども起こることがあります。

パソコンを使う仕事などで、タイピング操作など同じ動作を繰り返すことにより、首・肩・腕のコリ、痛み、しびれ、筋力低下などが起こる状態です。目の疲れ、乾き、視力低下なども起こることがあります。

胸郭きょうかく出口症候群

脊髄から出た神経が腕に向かう経路で締めつけられることで、神経のはたらきや血流が異常になり、腕をあげる際などにしびれや痛みが起こる状態です。

筋肉の問題(上腕二頭筋長頭けん炎、上腕二頭筋の長頭腱断裂、上腕三頭筋腱炎など)

上腕二頭筋は力こぶを作る筋肉です。上腕二頭筋の腱のひとつは肩関節付近にくっついており、肩関節周囲炎(いわゆる四十肩、五十肩)で炎症を起こすことで、上腕から肘まで痛くなることがあります。これが上腕二頭筋長頭腱炎で、肩をあげたり、後ろに回したりすると痛みが強くなる傾向があります。

上腕二頭筋腱のひとつが、力を入れた拍子にちぎれてしまうこともあります。これが上腕二頭筋の長頭腱断裂で、力こぶが常にできているような状態になり、痛みと皮下出血が出ます。

上腕の後ろ側にある上腕三頭筋に炎症が起こるのが上腕三頭筋腱炎です。肘を伸ばす動きを繰り返す野球投手などに起こり、上腕後ろ側の痛みが起こります。

日常生活上に原因がある場合、対策により、二の腕の痛みを予防・改善できることもあります。

無理な力をかけることや、同じ動作を繰り返すことは腕の負担になります。

腕をよく使う場合に気をつけること

自分の限界を超えた力仕事、繰り返しの投球動作、不安定な姿勢でのタイピングなどは避けましょう。定期的に休憩を取る、ストレッチをする、痛みを感じたら患部を冷やすといった対策を行いましょう。

 

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