生理痛のつらい痛みに効くツボでブルーな日を乗り切ろう!

生理痛に効くツボ

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多くの女性が経験する、つらい生理痛。

 

「生理中は腰周りがだるい」「痛みでぐっすり眠れない」「生理が来るのが憂うつ」

 

そんなふうに生理痛でお困りの方は少なくないかと思います。

 

出血があるだけでも大変な女性の体ですが、さらに痛みが伴うとなると気が滅入ってしまいますよね。

 

本記事では、生理痛の原因とともに、生理痛を緩和する対処法をいくつか紹介します。

 

中でも、自分で手軽にできる方法を求めている方向けに、生理痛に効果的なツボについて重点的にまとめました。

 

目次

生理痛の原因

 

生理痛とは、生理中に生じる下腹部の不快感や痛みのことです。

 

生理痛を引き起こす原因はいくつかあります。

原因に触れる前に、生理のしくみを考えてみましょう。

 

子宮の内側にある子宮内膜は、排卵を迎えるとだんだん厚みを帯びていき、受精卵を迎える準備をします。

 

受精しない場合には、厚くなった子宮内膜が不要となるため、子宮壁から内膜が剥がれ落ちます。

 

それを子宮外へ押し出すときに子宮を収縮させるため、痛みが発生すると考えられています。

 

そのほかにも生理痛を助長する原因がありますので、以下で詳しく説明します。

 

過剰なプロスタグランジン分泌

 

生理は、不要となった子宮内膜を体外に押し出すことで起こります。その際に体内に分泌されるのが、子宮収縮を促すホルモンである「プロスタグランジン」です。

 

プロスタグランジンが過剰に分泌される場合、陣痛のような下腹部痛、腰痛が生じる原因となります。

 

冷えやストレス

 

体や心へのストレスが続くと、自律神経のバランスが崩れ、血液循環が悪くなります

 

骨盤内の血行も悪くなり、生理痛を悪化させる原因に。具体的には、冷え、同じ姿勢での長時間の仕事、仕事や人間関係のストレスなど、長く続く心身のストレスには要注意です。

 

冷えやストレスを溜めないよう、意識的に運動をしたり気分転換の時間を持ったりすることも大切ですね!

 

病気

 

子宮や卵巣などの病気が生理痛を引き起こしている可能性があります。

 

たとえば以下のような病気が考えられます。

  • 子宮内膜症
  • 子宮筋腫
  • 卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)
  • 子宮腺筋症
  • 性感染症

中でも、特に疾患率が高い、子宮筋腫子宮内膜症の主な症状を紹介します。

 

子宮筋腫 子宮内膜症
症状
  • 経血量が多い(過多月経)
  • 経血にレバー状のかたまりがある
  • 生理痛・腰痛
  • 貧血
  • 頻尿
  • 回を重ねるごとに生理痛が悪化する
  • 生理以外のときにも下腹部痛がある
  • 性交痛
  • 排便痛
  • 不妊

 

上記のような症状がある場合には、早めに婦人科を受診することをおすすめします。

生理痛にはツボが効果的

 

生理は女性にとっては避けて通れないものだからこそ、できるだけ快適に過ごしたいですよね。そのためには、自分が快適に感じるツボを覚えて、日常にセルフケアを取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

ツボ押しは、生理痛に効果のある手軽なセルフケアの1つです!ここからは、生理痛に効くツボを紹介します。

そもそもツボとは?

 

ツボとは、経穴とも呼ばれ、言わば体中に張り巡らされた神経の重なる場所のことです。

 

ツボ押しの歴史は古く、中国の中医学によって長年の経験から確立された治療法で、現在ではWHO(世界保健機関)にも認められています。

 

人間には361箇所あると言われているツボ。心身の悩みに合ったツボを刺激することで、血液循環を促進でき、体調改善に役立ちます

 

生理痛に効くツボ

 

血行不良が原因の1つである生理痛は、体がリラックスするツボ押しで多くの効果が期待できます。適切なツボを刺激することで、血行を促進し、痛みの緩和につながります

 

やり方は簡単!息を吸いながら指で5秒ツボを押して、息を吐きながらゆっくり指を離します。これを5セット繰り返すのがおすすめです。

 

以下に、生理痛に効くさまざまなツボを体のパーツ別にまとめました。

 

生理痛に効く腰のツボ

 

次髎(じりょう) 腎兪(じんゆ)
場所 お尻の真ん中あたりにある仙骨のくぼみ ウエストより少し上で、背骨から指2本分外側
効果 生理痛の緩和・腰痛の緩和・体を温める 生理痛の緩和・腰痛の緩和

 

次髎(じりょう)は、冷え性に効くツボで、体を温める効果があります。体が温まることで、生理痛や腰痛が緩和されます。

 

腎兪(じんゆ)は、産前産後の体調管理に用いられるツボで、子宮周りによい影響をもたらすため生理痛にも効果があります。

 

生理痛に効く足のツボ

 

三陰交(さんいんこう) 血海(けっかい)
場所 足の内くるぶしの骨から指4本分上 ひざの内側から指3本分上
効果 生理痛の緩和・むくみの改善・体を温める 生理痛の緩和・血行促進

 

三陰交(さんいんこう)は、女性にとって重要なツボです。生理痛、生理不順、更年期障害、不妊、逆子など、さまざまな女性疾患・トラブルに効果的

 

つらい生理痛には、ツボ押しだけでなく、三陰交を温めたりお灸したりするのもおすすめです。

 

血海(けっかい)は、血の巡りを改善するツボです。生理痛を含む婦人科系の不調、冷え、腰痛にも効果的。このツボを押すと痛い場合は、優しくもみほぐしてくださいね。

生理痛に効く手のツボ

 

合谷(ごうこく) 労宮(ろうきゅう)
場所 手の親指と人差し指の付け根が交わるところ 手のひらの中央にある少し凹んでいる部分
効果 生理痛の緩和・頭痛の緩和・精神安定 自律神経を整える・緊張緩和

 

手には多くのツボがあり、もっとも手軽にセルフケアできる部分です。

 

合谷(ごうこく)は、「万能のツボ」と呼ばれるほど、さまざまな効果をもたらすツボです。血行を良くし、生理痛・頭痛・胃腸の不調・眼精疲労などにも効果を発揮するほか、精神を落ち着かせてくれます。即効性がありますので、生理中にストレスを感じたら押してみてくださいね。

 

労宮(ろうきゅう)は、心を整えてくれるツボです。生理痛はストレスや緊張によっても悪化します。心が落ち着かないときには、このツボを刺激してリラックスしましょう。

ツボ以外の生理痛対策

 

実はツボ押し以外にも、生理痛対策は豊富にあります。

 

血の巡りを改善することが生理痛緩和への近道です。ここからは、体を温め、リラックスすることで血行促進できる、おすすめの対策を3つ紹介します。

 

温活

 

「冷え」は女性の大敵です。特に子宮が冷えてしまうと、生理痛が悪化したり生理不順になったりとさまざまな不調の元に。

 

特に下半身は冷えやすいので、重点的に温めれば全身ぽかぽかになります。

おすすめの「温活」を以下に挙げました。

  • 半身浴や足湯
  • 湯たんぽや玄米・小豆カイロで下腹部を温める
  • シルクやウールの腹巻きや下着を身に着ける
  • シルクやウールの靴下やレッグウォーマーで足の冷えを予防

市販の冷えとりグッズを上手く利用して、楽しく温活してみてはいかがでしょうか?

骨盤ストレッチ

 

子宮周りの筋肉が凝り固まっていたり冷えていたりすると、生理痛悪化につながります。そんなときは、骨盤を動かして温めてあげましょう

 

ここでは、簡単な骨盤ストレッチを2つ紹介します。リラックスした状態でやってみてくださいね。

 

【骨盤回し】

少し足を開いて立ち、腰に両手を当てて、数字の8の字を描くように骨盤を回します。

 

【ひざ抱き】

床に仰向けになり、両手で両ひざを抱えて胸の方に近づけます。余裕があれば左右にユラユラしても◎。

鍼灸治療

 

セルフケアは生理痛対策としてお手軽な方法ですが、より高い効果が必要な場合には鍼灸治療がおすすめです。

 

鍼灸では、患者さんの症状をヒアリングしたあと、細い使い捨ての鍼を経穴(ツボ)に挿したりお灸をしたりして治療します。

 

症状に応じた治療によって自律神経やホルモンバランスが整い、血の巡りも改善するので生理痛にも効果的。プロの鍼灸師さんに自分の症状を相談するだけでも気持ちがスッキリしますよ!

つらい生理痛はツボ押しや温活がおすすめ

 

生理痛でお困りの方は意外に多いもの。つらい生理痛には、ツボ押しや温活が効果的です!

 

体の冷えは万病のもとと言われるほど、女性には大敵です。体を温めていくと、生理痛のみならず、小さな不調が改善されていきます。

 

手軽にできる、ツボ押しや温活、骨盤ストレッチなどのセルフケアをまずは試してみてください

 

それでもなかなか改善しない生理痛や腰痛、婦人科系のお悩みなどがある場合には、整骨院での鍼灸治療もおすすめです。体の悩みを気軽に相談できる存在は心強いですね。

 

いろいろと試してみて、ご自分に合った生理痛の緩和方法を見つけてくださいね。

 

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