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打ち身の治療・早期改善のポイントも解説
「膝をぶつけて、内出血が起こっている」
「頭を打ったら腫れてきた」
このような悩みを抱えていると、できるだけ早く打ち身を治したいと思いますよね。
また、痛みが強まってくると、どんな治療をすれば打ち身が改善するのか気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、打ち身の治療と早期改善のポイントに関して解説しました。
打ち身とは?
打ち身(=打撲)とは、どこかにぶつかって内出血や腫れが起こること。
なぜ打ち身が起こるのかというと、皮下組織が傷ついて出血するためです。
関節の周りが打ち身になったときは、それ以外の部分を怪我したケースより多くの内出血や腫れを引き起こすことがあります。関節を動かすたびに傷ついた組織が動くため、腫れが生じてしまうのです。
打ち身で内出血が起こると、場合によっては関節がくっついてしまいます。
すると、動きが悪くなり、傷ついた組織が硬くなって関節自体を動かせなくなることも。
打ち身が起こった部分の関節が動きにくい状態から完治させるまでに、半年〜1年かかるというケースも珍しくありません。
打ち身になったら、できるだけ早く整骨院を受診し、早期改善を目指すことが大切です。
以下で、打ち身になりやすい部位について解説しました。
打ち身になりやすい部位
打ち身になりやすい部位としては、以下のとおりです。
- 脛の前側
- 太もも
- 肩
上記の部位に打ち身を起こしても、筋肉や脂肪でおおわれていて骨に異常が起こることは少ないです。
注意してほしいのは、肘や膝など関節が出ているところが打ち身になった場合です。打ち所が悪いと骨折を併発している場合もあります。
打ち身を治療したい人は、早めに整骨院を受診しましょう。
打ち身の治療法
打ち身の治療法には複数あり、怪我の度合いによって、以下の方法を使い分けます。
- 筋肉の修復
- 筋膜の歪みを整える
- 筋肉の柔軟性を高める
以下で、それぞれの治療法について詳しく解説しました。
筋肉の修復
打ち身で内出血が起こっていると筋肉に影響が出ていることがある際に、筋肉の修復を行います。筋肉が元の状態に戻るため、打ち身の回復が早くなることが多いです。
打ち身になった部分が骨折をしているときは、包帯やテーピング、またはサポーターを付けて固定をします。骨折が起こっていない内出血や腫れが起こっている打ち身の場合は、整骨院でマッサージをして打ち身の早期回復を目指します。
怪我の状態によって治療法が異なるので、整骨院を受診してプロに診てもらうのが良いでしょう!
筋膜の歪みを整える
打ち身が起こった部分の筋膜の歪みを整えることで、全身の血流・リンパの流れが良くなる効果が期待できます。打ち身を放置していると筋膜がくっついてしまうことがあるので、歪みを整えることが大切です。
打ち身によって筋肉がくっついたときには、以下の手順で治療を行います。
- 筋膜がくっついている部分を見つける
- 患部に専用のクリームを塗る
- 特別な金属プレートで皮膚の上から刺激を与える
上記の方法で筋膜の歪みを整えると、打ち身によってくっついてた部分が剥がれることが多いです。打ち身は放置しがちな怪我ですが、このように身体を動かしにくくなる後遺症が残る可能性もあります。
打ち身の治療をしたい方は、できるだけ早めに整骨院に行ってみましょう。
筋肉の柔軟性を高める
打ち身による怪我で運動障害が起こっているときには、筋肉の柔軟性を高める施術をします。先に筋肉の修復をしたり、筋膜の歪みを整えたりしたあとに筋肉の柔軟性を高める治療が行われます。
打ち身が起こった部分を柔らかくすると、運動機能の向上・回復・増進の効果が期待できるのです。
具体的に筋肉の柔軟性を高める打ち身の治療法は、以下のようなものがあります。
- リハビリ
- 関節を動かせるように訓練する
- 筋力トレーニング
打ち身が起こった後にスポーツ復帰をしたい場合は、筋力トレーニングの期間が長くなることも。スポーツでは日常生活を送る以上に筋肉量が必要になるからです。
打ち身の治療を行いたい方は、整骨院で診てもらうのがおすすめです。
打ち身の治療はどこで診てもらうのがいいの?
打ち身の治療を診てもらうのは、整骨院がおすすめです。整骨院は整体と違って、国家資格を持った人が施術をしてくれます。
また、整骨院は怪我の治療におけるプロなので、それぞれの状態に合わせて最適な処置ができるのです。急な怪我における治療に特化しているため、打ち身の治療をしたいなら整骨院が最も向いています。
打ち身が急激に起こったものであれば、整骨院は保険適用も可能。保険適用の条件としては、打ち身が起こった状況や日時を明確に説明できることです。
打ち身の治療で整骨院を受診する方は、症状についてのメモなどを持参しましょう。
打ち身における早期改善のポイント
打ち身における早期改善のポイントは、直後に15〜20分程度、患部を冷やすことです。冷却すると打ち身の痛みが緩和されることが多いです。
打ち身が起こった部分を冷やす方法は、氷水をビニール袋に入れたり、タオルを冷やしたりすることです。
打ち身を適切に冷やしたら、以下の応急処置の基本「PRICES処置」を行ってみましょう。
- P:保護(Protect)
- R:安静(Rest)
- I:冷却(Ice)
- C:圧迫(Compression)
- E:挙上(Elevation)
- S:安定/固定(Stabilization/Support)
打ち身が起こった直後は冷やすことが大切です。
しかし、4日目以降であれば温めると打ち身による内出血が消えるスピードが早くなると言われています。
打ち身に応急処置を行っても、痛みや腫れが引かないときは整骨院での治療がおすすめです。
打ち身を早く治したい時にやってはいけないこと
打ち身を早く治したい時にやってはいけないことは、以下のとおりです。
- 飲酒
- 入浴
- 湿布
打ち身になってから3日以内は、患部を温めないようにしましょう。余計に痛みが悪化する危険性があります。
以下で、打ち身を早く治したい時にやってはいけないことについて詳しく解説しました。
飲酒
飲酒をすると、打ち身の回復が遅くなると言われています。飲酒をすると本来はけがの回復に使われるエネルギーが、お酒の分解に使われてしまうのです。
お酒の成分は骨を作るカルシウムの吸収を邪魔して、余計に排出させます。カルシウムは骨や筋肉の回復に必要な栄養素なので、飲酒をすると打ち身が治るのが遅くなってしまいます。
打ち身を早く治したい人は、整骨院で治療を行うのが良いでしょう。
入浴
打ち身のときに入浴をすると、炎症が酷くなることが多いです。打ち身をすると患部が熱を持っています。そんなときに入浴をすると、さらに熱くなって痛みが強くなるのです。
打ち身が起こって3日以内は、軽めのシャワー程度にするのがおすすめです!もし入浴をして打ち身が悪化した場合は整骨院で診てもらいましょう。
湿布
打ち身に湿布を貼っても、回復させる効果は期待できません。湿布は医学的には冷却できていないと言われています。
効果がないどころか、湿布を貼ると打ち身の症状が長引くこともあるのです。打ち身を早く治したいときは、整骨院に行くのがおすすめです。
打ち身の治療は整骨院へ!
打ち身になったら整骨院を受診してプロに診てもらいましょう。
整骨院では国家資格を持った人が、打ち身に対して適切な施術をしてくれます。
自宅では打ち身になってから3日間は、悪化を防ぐため、患部を温めないように注意しましょう!
腫れや痛みなどが気になる場合は整骨院で打ち身の治療を行って、早期回復を目指しましょう。