足のしびれは病気が原因!?治し方や原因となる病気を解説

足のしびれ治し方

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「足のしびれが慢性的に続いている」
「足がピリピリとしびれている」

このような足のしびれは、神経が圧迫されることによるしびれや、脳や末梢神経などの病気によるしびれなどさまざまな原因が考えられます。

ずっと正座をしていると感じる足のしびれなどの一時的なしびれは、時間がたつと自然治癒ができます。

しかし、病気が原因の足のしびれは放っておくと悪化してしまうことも。

また、命に関わるような病気のサインという場合もあるため、慢性的にしびれが続く場合は、専門医がいる整骨院や整形外科で診てもらう必要があります。

この記事では、足のしびれの原因や病気、治療法、予防法などをまとめています。

足のしびれがなかなか改善されない方や、足のしびれについて知りたい方はぜひ参考にしてください。

目次

足のしびれの原因

足のしびれと言ってもさまざまな症状があります。

しびれは大きく以下3つの症状に分類することができます。

自分はどのような症状かを把握しておくと、整形外科や整骨院に行く際にスムーズに診てもらえますよ。

感覚が低下するしびれ触った時の感覚が鈍くなるしびれ
運動麻痺動かしにくい、力が入りにくいしびれ
異常知覚なにもしていないのに感じるしびれ

このような足のしびれの原因は、足の血行不良などからくる一時的な足のしびれと、関節や内臓、神経などの病気が原因のしびれの2つに分けられます。

一時的な足のしびれ

一時的な足のしびれは、以下のような状態を続けて神経が圧迫されたり、血行が悪くなったりすることが原因です。

  • 正座を長時間している
  • 同じ足を長時間組んでいる
  • 同じ姿勢で座っている

エコノミークラス症候群も上記と同じような理由で、血行が悪くなってしびれたり血栓ができたりすることがあります。

これらのしびれは、水分をしっかりとる、アルコールを控える、定期的に足首や体全体を動かすなどの対策をすることで予防ができます。

病気が原因の足のしびれ

病気が原因で生じるしびれは、一般的には、関節の変形や骨盤のずれ、腰回りの筋肉の疲労などで神経が圧迫されてしびれに繋がるケースや内臓疾患などが考えられます。

以下で足のしびれの原因になる具体的な病気について紹介します。

足のしびれの原因になる病気

足のしびれの原因に繋がる病気は多岐に渡ります。

主に、骨や筋肉などに障害が起きて神経を圧迫することで足のしびれに繋がることがあります。

骨や筋肉、脳などさまざまな部位の病気が原因になるため、自己判断するのは難しく、早めに整骨院や整形外科などの専門医で診てもらうようにしましょう。

主な原因主な病名
脳梗塞、脳出血、脳腫瘍
脊髄などの神経変形性頸椎症、腰椎椎間板ヘルニア、頸椎椎間板ヘルニアなど
末梢神経胸郭出口症候群
内科的疾患糖尿病、ビタミン欠乏

脳の病気によるしびれ

脳の病気によるしびれは、脳梗塞、脳出血、脳腫瘍などが主な原因です。

これらの病気を発症すると神経が通る部分を圧迫し、手足に急なしびれが生じることがあります。

特徴として左右半分のどちらかにしびれが生じたり、麻痺やろれつが回らないなどの異変が現れるなどがあります。

このようなしびれを感じた場合は、そのままにせずにすぐ医療機関に行ってください。

脊髄の病気によるしびれ

脊髄の病気によるしびれは、脊髄が傷つく、変形するなどで神経を圧迫することが原因です。

具体的には以下のような病気が挙げられます。

  • 変形性頸椎症
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 頸椎椎間板ヘルニア

変形性頸椎症は、老化が影響なため年齢が高い方がなりやすい病気です。

年齢を重ねていく中で、首の骨が変形し神経を圧迫した結果、しびれに繋がります。

末梢神経の病気によるしびれ

末梢神経の病気によるしびれでは、胸郭出口症候群が考えられます。

これは、胸郭出口(助骨と鎖骨の間の隙間)が狭くなることで、そこを通る神経や血管が圧迫されてしびれに繋がる症状です。

首が長い方やなで肩、20代の方がかかりやすいとも言われています。

改善方法としては、理学療法や運動、ストレッチなどがあります。

内科的疾患によるしびれ

神経や脳とは別に内科的な疾患によるしびれは、糖尿病やビタミン欠乏などがあります。

糖尿病は、神経に栄養を送っている血管に血液が届かなくなり足や手に神経障害が生じます。その結果、足先がしびれるなどの症状が生じます。

このような場合は、糖尿病を根本的に改善する治療と合わせて足をマッサージしたり、温めたりする施術を行うことで症状の軽減が期待できますよ。

病気によるしびれの治療法

一時的な足のしびれなどは、自然に治ることが多いですが、原因が分からないのに急にしびれが出てきたり、長期間しびれたりする場合は、整骨院で診てもらいましょう。

治療の前にまずは、下記のようなポイントでしびれの原因を探します。

  • どのような時にしびれるか
  • どの部分にしびれが起きているか
  • しびれ以外の症状はあるか

整骨院は、国家資格をもち知識も経験も豊富なプロの施術者がいます。

特に神経に関わる病気などは、レントゲンではわかりづらいため、別の視点で原因を探ってもらうことができますよ。

具体的には、以下のようにしびれの軽減や体を整えるような施術を行います

  • 手技によって神経の圧迫を整える
  • 骨盤矯正で骨盤の位置を整える
  • 運動、ストレッチなどで筋肉を柔らかくする
  • ツボへのアプローチで血行促進をする
  • 鍼灸で対象の部位にアプローチする
  • 温熱療法で血行促進をする

また、内臓疾患などは、身体を温めたり、適度な運動を定期的に取り入れることで、内臓の代謝をあげてしびれの軽減に繋げることもできます。

このような場合は、整骨院での施術に加えて自宅でできるストレッチや運動も大切です。

整骨院では、日常生活のアドバイスもしてもらえるためおすすめですよ!

整骨院での施術とお家でのケアを合わせて、一時的な改善ではなく根本的な回復を目指すことができるのがメリットです。

一時的な足のしびれの治し方

「同じ姿勢でずっと座っていたらしびれてしまった」というような一時的なしびれが起きた場合に、治りやすくなる方法を紹介します。

温めて冷えを解消する

一時的なしびれの場合は、血行不良や冷えが原因となっていることが多いため、まずは温めるようにしましょう。

下半身や腰回りを温めたり、湯船に浸かったり、靴下を履くのもよいですね。

また、生姜を使ったスープなど身体の内側から温まる料理をとることも効果的です。

ストレッチで血行促進

血行不良を改善してしびれを軽減させるために、ストレッチもおすすめです。

ここでは簡単にできるおしりのストレッチを紹介します。

  1. 座った状態で片方の足をもう片方の膝に乗せる
  2. 腰から上半身を膝に向かって曲げる
  3. 痛くないレベルで、ちょうど気持ち良いところでおしりを伸ばす

デスクなどで座りながらでもできるので、ぜひやってみてください。

足のしびれの予防法

最後に足のしびれを予防するポイントを紹介します。

足のしびれは冷えや血行不良にならないようにすることが大切です。

日常生活で以下のようなことを取り入れるだけで、足のしびれになりにくい体質を目指せますよ。

  • 水分をしっかりとる
  • 適度な運動をする
  • 猫背などの改善をする
  • サイズのあった下着をつける
  • 足先を冷やさないように靴下を履く
  • 湯船に浸かる
  • ストレッチをする

できるものからとりいれてみてくださいね。

気になる足のしびれは整骨院、整形外科へ

ここまで足のしびれの原因や病気、治療法や予防法などを紹介しました。

足のしびれは、一時的なしびれもありますが、実は神経や脳に関わる病気が原因になっている場合も

慢性的な足のしびれは、放置せずに専門医がいる整骨院や整形外科で診てもらうようにしましょう。

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