外反母趾の原因は足に合わない靴!?靴選びのポイントや解消法も解説

外反母趾靴選び

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外反母趾は珍しくない疾患ですが、生活習慣によって起こる病気であることはご存じでしょうか?

ひどい外反母趾は痛みが強く歩けないほどなので、解消に向けた工夫が必要です。

今回は、外反母趾の痛みに困っている方に向けて、靴選びのポイントや痛みの解消法を詳しくお伝えしていきますね。

目次

外反母趾チェック

外反母趾とは、足の親指の付け根(以下、母趾の付け根と略します)が外側に突出した状態です。

合わない靴を履き続けることによって関節の変形が起こります。

外反母趾は女性に多く、加齢により変形が悪化しやすいと言われています。

ここでは、外反母趾で起こる症状をお伝えしていきますね。

外反母趾の症状チェック

  • 母趾の付け根が「くの字」に変形している
  • 母趾の付け根が腫れて赤くなっている
  • 歩くときに母趾が痛む、靴を脱ぐと痛みが和らぐ
  • 足の裏にタコがある、(タコができやすい)
  • 母趾が人差し指の下に重なっている
  • 偏平足になっている 

※扁平足(へんぺいそく)とは、足の裏の土踏まずが無くなった状態です。

主に、母趾に異常が起こっていることが分かりますね。

ひどくなると、母趾が極端に変形し、隣の指に潜り込んでしまいます。

外反母趾は足に合わない靴が原因

外反母趾とは、母趾が変形して痛みが出現する病気とお伝えしました

健康な方や若い方でも変形している方は多く、約9割が女性であると言われています。

なぜ、女性は外反母趾になりやすいのでしょうか?

ここでは外反母趾になる理由や性別差がある理由を詳しくお伝えしますね。

外反母趾になる原因は「内的要因」と「外的要因」の二つが挙げられます。

外反母趾の内的要因

内的要因」とは、加齢変化や病気のことを指します。

外反母趾になりやすい方の中で、関節リウマチのような基礎疾患を持つ方が挙げられます。関節リウマチは、女性に多い免疫疾患で、全身の関節に変形が起こるため、外反母趾になりやすいです。

また、生まれつき偏平足の方も外反母趾になりやすいと言われています。

外反母趾の外的要因

一方で「外的要因」とは、環境や習慣により起こってしまうことを指します。

外反母趾の外的要因として、「足に合わない靴を履いていること」が大きく挙げられています。 

足に合わない靴とは、足を圧迫してしまう靴のことをいいます。

先が細い靴やかかとが高い靴は、自然な足の形ではなく、足を圧迫している状態になることが想像できますね。

パンプスやヒールなどが足を圧迫する代表的な靴です。 

パンプスは足先が狭いデザインのものが多いですよね。

足先が狭くなる形は、母趾を隣の指に押し付ける状態になってしまいます。

また、かかとが高いデザインの靴は、足全体が指先の方にずり落ちてしまう為、指先に非常に負担が掛かっています。

長い期間、少しずつ負担を掛けることで関節が変形し外反母趾になってしまうのです。

内的要因、外的要因どちらも女性が深く関わっており、女性の悩みと言われていることも納得できますね。 

外反母趾を悪化させない靴選びのポイント

外的要因の説明で、かかとに高さがある靴や、足先が狭い靴が外反母趾になりやすいことが分かりましたね。靴を選ぶ際は、外反母趾になりにくい靴を選ぶことが大切です。

しかし、外反母趾になりにくい靴とは、どのようなデザインなのでしょうか?ここでは外反母趾を悪化させない靴のポイントをお伝えします。

足先に余裕があるデザインを選ぶ

つま先が細い靴は、非常に足を圧迫するため、できれば避けましょう。

そうは言っても、パンプスを履く必要があるときってありますよね。

どうしてもパンプスを履く場合は、少しでも足先にゆとりがあるものを選んでくださいね。

つま先がスクエア型のデザインは、母趾の圧迫が少ないのでおすすめです。

自分の足に合った靴を選ぶ

そもそも外反母趾で痛みを感じている方は、母趾に靴が当たらないように大きめのサイズを選んでいるのではないでしょうか。

大きいサイズの靴は、歩行中に靴の中で足がずれて更に母趾に負担を掛けてしまいます。また、小さいサイズは全体的に足を圧迫させます。

 必ず自分の足のサイズにぴったりなものを選択してくださいね。

履き心地も大切ですが、歩行中に痛みが現れるものは、サイズが合っていないことが考えられます。購入する際は必ず試し履きして、可能ならば店内を歩いてみてください。

歩き心地に違和感があるものは避けましょう!

ヒールが高すぎない靴を選ぶ

スタイルが良く見えるヒールの高さは7㎝とよく言われていますが、かかとに高さがあると非常に足先に負担を掛けてしまいます。

女性は見た目に敏感なため、どうしてもオシャレをしたい日もあると思います。

その場合は、ヒールが無い靴を持参する、低いヒールを履くなど工夫をしてみてください。

無理をして履き続けると、関節の変形が更に進行し痛みが強くなってしまいます。

母趾の負担を少なくするためにも、「高いヒールは特別な日だけ」とマイルールを作りましょう。

女性らしい、オシャレで繊細な靴が足に負担を掛けてしまうことが分かりましたね。

足の健康のためにも、ぜひ靴選びの参考にしてください!

自宅でできる外反母趾解消法

外反母趾は、徐々に進行して関節に異常を起こすため、治せないと思っている方も多いのではないでしょうか?

外反母趾がひどい場合は手術をしないと根治は難しいですが、痛みの緩和や進行を妨げる方法はいくつかあります。

ここでは、セルフで行う外反母趾の解消方法をお伝えしていきますね。

足指の体操

足の指を開いたり閉じたりする運動は、変形の進行予防に効果的です。

また、足の指と手指を組んで、指の間隔を広げる方法も効果があります。

お風呂上りなど、リラックスした状態で試してみてくださいね。マニキュアを塗る時に使う指間パッドを挟む方法も、お手軽にできる進行予防の一つとしておすすめです。

市販のソールを使用する

外反母趾の方は、足裏が平らになっていることが多いです。

土踏まずがない方は歩行のバランスが崩れ、外反母趾になりやすいです。ソールを使用し足の形を整えることで、歩行時の除痛ができます。

外反母趾の痛みに悩んでいる方はソールを使用してみてくださいね。

市販のサポーターを使用する

薬局によっては、外反母趾用のサポーターを販売しています。

サポーターを使用することで、緩んだ関節をしっかり補強するため関節変形の進行を予防できます。

抗炎症効果のある鎮痛剤を使用する

痛みが強い場合は、無理をせず鎮痛剤を使用してください。歩きすぎて母趾が赤くなっているときは炎症を起こしています。

早めに抗炎症効果のあるシップや内服薬で炎症を抑えるようにしてください。

整骨院でプロの施術を受ける

外反母趾に悩み、整骨院に通っている方は非常に多いです。

整骨院では骨や関節、筋肉を診て、足全体のゆがみを改善してくれます。

また、日々の生活習慣から原因を見つけてくれますし、予防方法もしっかりと教えてくれます。

凝り固まった筋肉をほぐすことから始めてくれるので、リラックスしながら矯正ができますよ!ぜひ整骨院のプロにも頼ってみてくださいね!

外反母趾は靴選びが大切!治療は整骨院がおすすめ

外反母趾の痛みを緩和するには、靴選びが非常に大切なことが分かりましたね。

オシャレをしたい女性にとって、外反母趾はつらい悩みのひとつです。

ぜひ、今回ご紹介したセルフケアを実践してみてください。

また、関節の歪みそのものが気になるのであれば、整骨院に通うことをおすすめします!

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