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肩こり解消のツボで辛い肩こりをセルフケア!
肩が重い、痛い、腕が上がらない…そんなつらい「肩こり」。
長時間のデスクワークや勉強など、日常生活を送っているだけで肩こりは起きてしまうものですよね。
何とかしたいとは思っていても、整体や本格的なストレッチは忙しくて難しいという方も多いはず。
そこでこの記事では、自宅でできる&短時間でOKという、簡単に肩こり対策が叶うツボ押しをご紹介します。
今すぐ始められるセルフケアで、辛い肩こりにアプローチしましょう!
肩こりの原因は?
とっても身近な体のトラブル、「肩こり」。
でも、「どうして肩こりが起きてしまうんだろう?」と改めて考えてみると、意外と知らないものです。
肩こりの原因は大きく分けて3つ。「どうして起きてしまうのか?」を知っていると、対処もしやすくなりますよ。
①肩の筋肉の緊張
筋肉は同じ姿勢を長時間続けたり重い負荷をかけ続けたりすると、緊張した状態が続いてしまいます。
緊張した筋肉は固くこわばって、いわゆる「肩こり」の状態に。
× PC作業を長時間続ける
× スマホを1日何時間も見る
× 通勤・通学で重い荷物を持って移動する
このような日常の何気ない姿勢や行動が、筋肉を緊張させているんです。
肩の筋肉の緊張による肩こりへの対処法
- PC作業は1時間ごとに10分の休憩を入れる
- 「絶対にスマホを触らない」時間を作る
- 肩の緊張を感じたら一度のびをしてリラックス
- 移動の際は荷物を最小限にする
同じ姿勢や負担が長い時間続かないように工夫しましょう。
また、「猫背」は肩への負担がかかりやすい姿勢で固まった状態。
肩が前に出ないよう胸を張った姿勢を意識するだけでも、緊張はほぐれますよ。
②体の冷え
体が冷えてしまうと、全身の血の巡りが悪くなってしまいます。
血行が悪くなると、体に疲労物質がたまりやすくなったり神経が圧迫されたりするため、肩こりも起きやすい状態に。
× 手足が冷たくなりやすい
× 冷たい飲み物を好んで飲む
× 以前より寒がりになった
このような心当たりがある方は、肩こりを招きやすく治りにくい体質になっている可能性がありますよ。
体の冷えによる肩こりの対処法
- 定期的に湯船につかる
- 飲み物は温かいものを選ぶ
- 運動して代謝を高める
体を冷やさない工夫を取り入れましょう。
③精神的なストレス
間接的な原因として、ストレスも肩こりに 関わっています。
というのも、ストレスを感じると無意識の内に体に力が入り、筋肉が緊張してしまうため。
× 仕事が忙しい
× 十分な睡眠が取れていない
× 最近リラックスできていない
こういった心因的な原因で肩こりが悪化しているかもしれません。
精神的なストレスによる肩こりの対処法
- 6時間以上の睡眠をとる
- 寝る前はスマホなど刺激になるものを避ける
- イライラしていると感じたら深呼吸
緊張をとく時間を増やすよう意識してみましょう。
肩こり解消にツボ押しは効くの?
肩こりを自分で何とかしたいなら、まずはツボ押しがおすすめです。
ツボを押すと周辺の神経などが刺激されることで体の反応が促されるため、次のような肩こりの原因にアプローチできますよ。
ツボ押しに期待できる効果
ツボ押しで期待できる効果は、以下の通りです。
- 滞った血行を促進する
- 緊張の原因となる自律神経の乱れに働きかける
また、ツボ押しはWHO(世界保健機関)にも効果が認められているれっきとした治療方法です。
「簡単な肩こり対策から始めたい」「ストレッチだけでは物足りない」という方は、是非ツボ押しを試してみてくださいね。
肩こり解消のツボ
ツボ押しと聞くと専門的な施術のような印象もあり、やや難しく感じるかもしれません。
ですが、肩こりのツボはコツさえ抑えれば意外にも見つけやすいので、自分でも押しやすいんです。
ここでは、セルフケアで押しやすい肩こりのツボを6つご紹介しますよ。
ツボの上手な探し方
ツボは、押すと心地よい痛みを感じるのが特徴です。
正しい位置が分からない時はざっくりとした位置の見当をつけて、周辺を軽く指で押してみましょう。
軽い痛みを感じる位置が見つかったら、そこが探しているツボと考えられます。
ポピュラーなツボから、道具を使った変化球のツボ押しまで幅広く解説します。
肩井(けんせい)
「肩井(けんせい)」は、肩こりの時にまず押したい、ポピュラーなツボのひとつ。
首の付け根(首の骨)と肩先をまっすぐに結んだ中心の、一番高い位置です。
肩井の押し方
- 中指または3本の指をツボにあてる
- 皮膚に垂直になるよう指の腹で押す
背面に近いツボの中では押しやすい位置なので、気づいた時にこまめに刺激してみましょう。
天髎(てんりょう)
「天髎(てんりょう)」は肩井に似た位置のツボで、肩から首にかけての筋肉にアプローチするツボです。
肩井の位置から背中側に指を滑らせて、肩甲骨の一番とがった位置を見つけましょう。
天髎の押し方
- 中指をツボにあてる
- 皮膚に垂直になるよう指の腹で押す
肩井とあわせて刺激するのがおすすめですよ。
肩髃(けんぐう)
「肩髃(けんぐう)」は、肩のくぼみ部分にあるツボで、とても見つけやすいのが特徴です。
腕を水平にあげると肩の先の部分にくぼみができるので、そこを押してみましょう。
肩髃の押し方
- 人差し指をツボにあてる
- 皮膚に対して垂直に押す
痛みをともなう肩こりにおすすめのツボですよ。
曲池(きょくち)
「曲池(きょくち)」は腕にあるツボ。
肩に直接関係のあるツボではありませんが、腕の疲れをケアすることで肩への負担を減らして、間接的に肩こりをラクにしてくれますよ。
手の甲を外側に向けながら腕を胸の高さで曲げると、関節部分にシワが寄りますね。
このシワの先端部分に位置する、ひじの出っ張りの内側を押してみましょう。
曲池の押し方
- 曲げたままのひじをつかむようにしてツボに親指をあてる
- 骨の内側のくぼみ部分を中心に向かって押す
このツボは頭痛への効果も期待できますよ。
臀臑(ひじゅ)
「臀臑(ひじゅ)」は、肩の痛みにアプローチするツボ。
腕の外側に位置していて、肩先から広がる「三角筋」の先端からやや内側にずれた位置にあります。
臀臑の押し方
- 中指の腹で押す
- 首を回しながら押すとより効果的
肩が痛い、腕が上がらないという、四十肩・五十肩に悩む方にもおすすめのツボですよ。
天宗(てんそう)
最後にひとつ、道具を使ったツボ押しもご紹介します。
「天宗(てんそう)」は肩から背中・腕にかけた広い範囲の緊張をほぐします。
肩甲骨の中心にあり、筋肉の出っ張った部分を押すと見つかるツボですよ。
天宗の押し方
- 膝を立てて仰向けになる
- ツボの位置にボールを置いて体重をかける
ボールが大きすぎると上手くツボを押せないので、テニスボールより小さいくらいのサイズがおすすめです。
ご紹介したツボは全部で6つですが、全てを押さないといけないわけではありません。
思いついた時に押せるツボだけでもいいので、なるべく毎日コツコツ続けてくださいね。
ツボ押しで肩こりが解消されない場合の対処法
ツボ押しでの肩こり対策を続けてみても良くならない場合は、こりが慢性化している可能性があります。
セルフケアで解消しない肩こりは、いちど整骨院や整体に行ってみましょう。
整骨院と整体の違いとは?
混同されがちですが、整骨院と整体は働いている方の資格の有無や施術の目的が異なります。
整骨院 | 整体院 |
国家資格「柔道整復」を持ったスタッフが施術を行う。
痛みを発症している部分の治療がメイン。 |
リラクゼーションを目的とした施術を行う。
特定の疾患への効果は期待できず、民間サービス的な位置づけ。 |
脱臼や捻挫など深刻なケガの場合は整骨院や整形外科に行くべきですが、肩こりの場合は「どちらかを絶対に選ぶべき」とも言い切れませんので目的によって使い分けるのも手です。
ツボ押しで改善しない肩こりは専門家に相談を
ツボ押しは、緊張をほぐしたり血行を促したりと、肩こりに嬉しい効果が期待できるセルフケアです。
ツボの正しい位置と探し方さえ知っていれば簡単に始められる点も魅力ですが、必ず肩こりが解消する万能の方法ではありません。
しばらくツボ押しを試してみても痛みが治まらない方や、生活に支障が出るほどに強い痛みを感じる肩こりに悩んでいる方は、整骨院や整体で相談してくださいね。